あらすじ
◆ いくらビジネス書をたくさん読んで、スキルをみがいても、それだけでは決して一流の域に達することはできない。伸び悩みを突破し、「成長し続ける」人材になるために必要なことは何か。本書では、多様な人材を超高速で戦力化し、その後も成長を続けるための「BCGの秘伝の方程式」を紹介。現役のコンサルタントが、自社のやり方を明かすのはきわめて異例のこと。育てる側も、育てられる側も必見の1冊。
◆ 刊行以降の働き方の変化(働き方改革、D&I、リモートワークの普及)や、育てる側が「経営幹部に育つには?」という論点も加えてアップデート。
※『BCGの特訓』(2015年単行本、2018年日経ビジネス人文庫)を改題、リニューアルし、日経文庫として刊行。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
育てる力を養いたくて読んだ
育つために必要なことと、育てるために必要なことの二つのパートに分かれている。
育つ方は、他の人の仕事を自分ごととして考える習慣やそれを支える他者への貢献のマインドセットが足りないのかなと感じた。
育てる側は、答えをすぐに与えずに他者の思考を知ろうとする姿勢と、それを細かく把握して自発的な行動に誘導することが大事らしい。
今の自分にかなり有益なことばかり書かれていて唸った
Posted by ブクログ
目次だけで速攻でメンバーに紹介
ほぼ近しいことを人によって必要な部分に絞って断片的に伝えてるから、これ読んでと。
他者への関心のみがコンテクストへの深い洞察をもたらす。まったく同意
Posted by ブクログ
▼総論
「育つ力」に関しては極めて当たり前な自責心などの内容が多かったが「育てる力」に関しては具体でどのような接し方をレポートラインで行い、どのようにPDCAを回していくか記載があり勉強になった。
▼育てる力について
・基本部下が育ってないと発言するMGはクソ
・育成には安心6不安4のバランスが必要
・厳しく接するが見捨てないとの宣言する
・最初のPDCAは細かく
・任せる仕事レベルと入り込むタイミング
・部下の課題は指摘しない、気づかせる
┗気づかせるための質問力
・自身で課題と目標をセット
・半期で振り返り組織で目線を合わせる
Posted by ブクログ
共感できる点、改めて気付かされる点が多かった。
・成長の方程式①
他者への貢献に対する強い思い、折れない心、原因自分論を持てる素直さ
・成長のドライブ
クライアントとの対峙の場、小さな成功体験、失敗を上手に振り返る
・成長の方程式②
正しい目標設定と自己認識、目標の解像度、無意識の思考のクセの自覚
・成長を加速させる鉄則
学びの機会、ジブンゴトとして見る、行動を分解する、実践 上司とのコミュニケーション
・育成の仕組み
質問して気づかせる、仕事を分解、難易度コントロール、任せ方(問い、仮説、検証、作業)
・己を知り、他者を知る
やりたい事、やれる事、やるべき事
Posted by ブクログ
2025年初読本。当たり前でありながら、マインドセットの大事さ、目指す姿と自己の現状把握、また育てる側に求められる考え方やスキルが纏められていて、今の自分の振り返り、今後どうしていくべきかを考えさせられた一冊。
Posted by ブクログ
とりすました感じでないのが良い。
ただ、BCGのようなところは、「優れた人というのは、こうだ」ということを、偉そうに定義しようとしがちなのが、ちょっと腹立たしくは感じるかな。僻みかもしれないけど。