あらすじ
リーダーにとって「言語化」が持つ役割は想像以上に大きい。指示がうまく伝わらない、相手が何を考えているかわからないなど、チームやメンバーの間で起こる問題の9割は言語化で解決できる。あなたは、言葉を「明確に」できているだろうか? 言語化のプロが伝授する「あいまいさ」をなくし、「伝わる言葉」をつくる方法。
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Posted by ブクログ
リーダーにとって「言語化」が持つ役割は想像以上に大きい。指示がうまく伝わらない、相手が何を考えているかわからないなど、チームやメンバーの間で起こる問題の9割は言語化で解決できる。あなたは、言葉を「明確に」できているだろうか? 言語化のプロが伝授する「あいまいさ」をなくし、「伝わる言葉」をつくる方法。(紹介文)
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「いい感じに」「相手に伝わるように」「もっと分かりやすく」という指示をしがちな私に最適の1冊。序章から刺さりまくりで、バイブル書に認定。
きれいごとや表面的ではなく、現実として必要なことが書かれていて、まさにあいまいでもやもやしていたほかの自己啓発本やビジネス本をなぎ倒すような内容が盛りだくさんだった。
ただ実現しようとすると、かなりリーダーの能力が求められる。具体的に言語化するためには自分がゴールを明確に分かっていないとダメだから。レベルが高いぞ。
はじめにーリーダーの役割は言語化することー
・ダメな指示「相手に響くように」「新しい目線で」
・メンバーの希望を聞けば聞くほど「ぬるま湯」なチームに。自身がメンバーのやるべきことを理解しておらず、やるべきことを伝えてないから。
・チームが一体化しないのは、時代性ではなくお互いを理解していないから。「正解」がたくさんある時代になっただけ。チームとして目指す正解を示す必要がある。
序章 リーダーの課題は、言語化すれば9割解決する
★「言語化」=「明確化」自身の思考を明確化し、メンバーへの依頼や指示を明確化する。
明確に伝えるのは、メンバーから正しい行動を引き出すため。
1章 「リーダー」の言語化 人を動かす2つのリーダーシップ
・ビジネスで言語化が必要なもの
ビジョン(経営者)
アクション(リーダー)
コミュニケーション(メンバー)
・人が動かす2つのリーダーシップ
「誰が言うか」「何を言うか」具体性、明確さ
・心理的安全性を重要視する傾向が強くなっているが、メンバーのモチベーションを上げたり不満を解決するのは、組織目標を達成するため。達成するために何をするべきかがはっきりして、その「すべきこと」をしてもらうためにメンバーのモチベーションを上げる。
・メンバーのアクション、今日何をするかを明確にする
・仕事の要件定義が重要
2章 「ゴール」の言語化 チームが何をしてるか明確にする
・ゴールを明確化してアクションに変える
★定性的なゴールは「○○をできる状態」に言い換えて定義する
例)従業員満足度を上げる→従業員が自分のアイデアを会議で言える状態
従業員がみんな定時で仕事を終えて帰れる状態
★主語(やや特定した人物)や述語(○○をできる状態)をいれて文章にする
例)お客様第一主義
「子供連れ家族のお客様」が「子供が騒いでも周囲の目や時間を気にせず食事ができる状態」を目指す
★リーダーは定義する=達成に必要な条件をあげる
・定義は何層になることもある。ゴールが明確になるまで、定義を繰り返す。
・KPIは指標を設定することが難しくやった気になる。それよりも中ボスをしっかり言語化=明確化するほうが成果につながる。
★リーダーも不安。明確化してもそれが正解か分からないし、メンバーから批判がくることもある。そのために必要なのが「考え方と言語化の「型」」。それがメンバーとの共通指針にもなる。
★ビジネスで最初に身につけたい型は「価値」と「差別化」
★「価値」を言語化する。
①価値は相手に変化を与えるもの
②価値は相手のテンションを上げるもの
③価値は相手に伝わらないほどの自分のこだわり
大事なことは、これをメンバーとの共有指針にすること。
各々が自分が価値があるといいものをあげるとバラバラで水掛け論になる。
★「差別化」を言語化する。
・顧客が欲しいと思っているもので、既存商品では達成できず、自社なら達成できること、が差別化
・付加価値は追加の変化、「まだ提供できていない変化を提供すること」つまりは「まだ解決できてない課題を解消すること」
3章 「指示」の言語化 相手にとってもらいたいアクションを明確にする
・ゴール設定だけでは動けない。自ら動かないのは考える力がないのではなく、何をしていいか分からない。
・理解を促すよりも、動き方を示す。
・メンバーのアクションはリーダーが言語化して伝える。
★①やるべきことを言葉にすること
★②やらないことを言葉にすること
★③間違っている行動の軌道修正をする
★あいまいな指示を明確にするためには、「そのために何をする?」を3回繰り返すことで、すぐに実行できるアクションリストを作成することができる。
注)リストができることと、質のいい施策ができることは別なので、注意。
みんなで考えてブラッシュアップしてもいい。
・トヨタ式の「なせ?」を5回繰り返す方法が有効なのは、原因と結果が目の前にある場合のみ。
・結果を出せるようになるために、具体的に練習メニューを伝える。
・「ムダを減らす」には、メンバーのタスクに使っている時間を見て、それが経営者が掲げるゴールにつながっているかを判断。みんな今の仕事は必要だと思うからやっていることであって、「ムダを減らそう」と言っても簡単にはなくならない。
★「やらなかったら誰にどういう反応が起きるか?」で判断する。「迷惑がかかる」「困る」ではなく、どういった変化が起きるか?が大切。
・すでに実施されているアクションを軌道修正するには、以下の3つを伝える。
1.焦点をあてるポイント(何に焦点をあてたら結果が変わるか)
2.とるべきアクション(具体的に何をしたら結果が変わるか)
3.アクションの適切な量
★期待値の明確化=やってほしいことを明確にする&仕上げてもらいたいレベルを明確にする「〇〇が〇〇できるように」というレベルの指示の仕方
第4章 「問いかけの言語化」
・相手の主張を否定してしまうと次から意見が出てこない。受け止めたうえで、「当てはまらないケースは?」で視点を広げてもらう。
・問いかける時はどういう返答が欲しいか想定してから
・相手の考えを言語化するには
1極端な例示をする
2分解して例示する
3将来を例示する
★感情論になるのは、言語化されていないから
・違いを知るべきなのは価値観ではなく「べき」の基準。まずは、べき論を言葉にする。リーダーとメンバーの仕事に対するべき論は違うので、合わせて「だって」を考える。
Posted by ブクログ
この系のビジネス書は できそうにもないことを勧めて
なんとなく こうなったらいいなと感じて
やっぱ僕にはできないや と感じる無駄な指南書が多い
しかし この本は ビシバシ 僕が思っていること書いてあ
り 個人的にはス~ッと感じた
読みやすいし 久しぶりに再読したくなったビジネス書です
言語化とは伝えることでも重要だが 明確化することが最も重要である
Posted by ブクログ
定性的なゴールは「〇〇をできる状態」と言い換えて定義する
価値…変化、テンション、こだわり
差別化…1.顧客がほしいこと 2.既存の商品ではそれが実現しないこと 3.それを自社が提供できること
付加価値…解決できていない課題を解決すること
リーダーがやること
1.やるべきことを言葉にする
そのために、何をする?を3回自問
チームには「練習メニュー」を与える
2.やらないことを言葉にする
やらなかったら誰にどういう変化が起きるか?
3.間違ってる行動の軌道修正をする
何に焦点をあてたら結果が変わるかを伝える
具体的に何をしたら結果が変わるかを伝える
どのくらいやれば結果が変わるかを伝える
期待値の明確化 「〇〇が〇〇できるように」で表現