【感想・ネタバレ】小鳥とリムジンのレビュー

あらすじ

『食堂かたつむり』で「食べること」を通して、『ライオンのおやつ』で「死にむかうこと」を通して「生きること」を描いた小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語。愛することは、生きること――苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。勇気を出してお弁当屋さんのドアを開けたことが彼女の人生を変えていく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的ベスト本だと思っている「ライオンのおやつ」が、系列に入る3部作目。美味しそうなお弁当屋さんがあらすじにあったので、きっと食べている描写も多いだろうと期待して読んでみました(*´ڡ`●)
あっという間の情事展開で、若干びっくりしましたが、主人公が再び孤独にならないように、食べ物からでも彩りあざやかに暮らしていってほしい。

『炊きたての白いご飯の上に海苔を散らし、理夢人がその上に一口大に切ったステーキ肉をのせてくれる。上に、ちょこんとおろしたてのワサビが添えられた。…朝ご飯にステーキを食べるなんて、私の人生には無かったことだ。-第四章モーニングステーキ-』

朝のステーキはちょっと重いよね…となりつつも、案外ワサビが一緒ならいけるかもと思い直し、しっかり胃袋をつかまれてしまいました(〃ω〃)

2025.10

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

苦しい過去をもった小鳥。前半読んでて心が苦しくなった分、後半はコジマさんの暖かさややリムジンとの出逢いでひたすら心が温まる…

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半は良かったんだけど、後半のリムジンの語り(スピリチュアル寄りなところとか、おしゃべりなところとか)と、小鳥がすぐに警戒を解いてしまって、リムジンに溺れていってるところがなんかもう、え?って感じで、大丈夫なのかと心配だった。
小鳥がようやく甘えられる場所を見つけられたのは良かったのだけど、小鳥の甘ったれたセリフがあまり好きではなかった。依存してない?大丈夫なの?

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

装画:くのまりさん
装丁:大久保伸子さん

コジマさんと美船ちゃんが前フリに思えて、いつリムジンがいなくなるか(亡くなるか出奔するか全部嘘だったか人たらしで小鳥ちゃんみたいな人が他にもいるか)、2人の関係が親密になるにつれヒヤヒヤした。
そういう話じゃなかったので、そうだ私は小川さんの作品を読んでいるのだと思い出した。

リムジンは何故あんなに要素の多い人物だったのだろう…山伏て…

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

んーー、微妙っ。でも悪いわけではないから☆3。
親友が死ぬとこまでは面白かったのにその後が…悲しい境遇の人が優しい気持ちで理想のようなものを掲げて語り合う話、よくあるけど全部つまらなく感じる
最初の香りの下りとか結構気に入って読んでたのもあって惜しい気持ち

なのにこの本のせいですごいお弁当とフォトンのことを考えている私がいる。お弁当箱持参のお弁当屋さん最高だよね

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2025年11月10日

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