【感想・ネタバレ】在野と独学の近代 ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎までのレビュー

あらすじ

近代に入り、大学をはじめ研究機関が整備される中、在野で独学に打ちこむ道を歩んだひとびともいた――。本書は、柳田国男に「日本人の可能性の極限」と評された南方熊楠を軸に、ダーウィン、マルクスから福来友吉、牧野富太郎、三田村鳶魚ら、英日の独学者たちの姿を活写する。さらに郵便、辞書、雑誌、図書館といった「知」のインフラやシステムにも着目。彼らの営為と、変化する環境を通し、学問の意味や可能性を探る。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

説明がわかりやすくて良かった。学術的な研究は、あくまでプロの学者がするものという先入観を崩されたような気がした。
南方熊楠と柳田国男が対照的なキャリアを歩みつつも、やり取りを深めともに日本における民俗学を確立させていく過程が興味深かった。

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2024年11月18日

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