【感想・ネタバレ】ズッコケ中年三人組age49のレビュー

あらすじ

ハチベエたちが昔、「幽霊屋敷」と呼んでいた古い洋館が建て直された。館の主は、なんとロシアのロマノフ王朝の末裔だと名乗り、その遺産で花山駅前再建事業に融資したいと申し出てきた。資金集めに苦労していた市会議員ハチベエだが、あまりに怪しい話で、信用してよいものか。ハカセも交えて真偽のほどを確かめようとするが……。世界史の謎が楽しめ、親の死、子どもの結婚と、三人組それぞれの49歳も味わえる、シリーズ第10弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

毎年春になると、必ず読んできたのが、「ズッコケ中年三人組」シリーズ。子どもの頃から好きだった三人(ハチベエ、ハカセ、モーチャン)が、社会人になり、人の親になり、という変化に共感を持ちつつ、那須先生の変わらないストーリー展開。今回は、詐欺でも騒がれるヨーロッパ王族の末裔と多額の資産という話。過去の作品とリンクしながらも、家族と社会の生活と絡めて、時間の流れを感じる。
いよいよ、「熟年三人組」でラストになると書かれている後書き。読みたいような、読みたくないような複雑な気持ちに包まれました。

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2015年03月31日

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