あらすじ
「そこにどれほどの幸福があったのか、私たち以外、誰にもわからない。」 時代をさかのぼり紐解かれていく桐子と百合子の姉妹の人生。 戦争孤児だった二人は正反対の道を選ぶこととなり、背中合わせに生きてきた。 辿り着いた先に「幸い」があると信じて――。 最注目の若手作家がおくる、温かな涙があふれる、感動の傑作!
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Posted by ブクログ
とっても良かった...
押し付けられた結婚でも、しっかりと愛があった百合子さんと洋次さんに涙止まらない...
孤独ではあれど、人を助け、人に頼られる桐子さんの生き方も素晴らしいし、お互い覚えていない頃にも千絵さんと重要な交流があった下りにも痺れたし、ずっと目に涙溜めながら読みました。
素晴らしい物語をありがとう...
Posted by ブクログ
ひっさびさに、表紙とタイトルに惹かれて。
前情報なんて何も入れずに、作者の菰野さんという方も知らずに読んだ。
とっても泣いた。
すごく魅力的なキャラクターばかり。
少しさみしいけれど、悲しくはない。不思議な話。
素敵なお話を、ありがとうございました。
Posted by ブクログ
すごいな。ファンシーな表紙、ミステリアスなあらすじから想像した何倍も重たかった。飛行機の中で暇つぶしに読んでたんだけど、もう中盤から数ページに1回涙が出てしまって全然進められなかったし。笑
運命なんてクソ喰らえ、絶対この生き様を変えて高めて反撃してやる、と思い続けた姉/それもまた運命、巡り巡った気持ちと共に生きていくことを選んだ妹、でもどっちにも変わらず愛があり続けたんだと思うだけで胸がいっぱいになった。その糸がまた人を救って、誰かの運命を変えたり助けたりしたことも含めて、素晴らしい人間賛歌だと思った。
飛行機と電車乗り継いで行った旅先の温泉に入ったあと、涼しい風にあたりながら地元のお店に売っていたいなり寿司を片手にこの本が読めたこと、私の走馬灯に出てきてくれたらいいな。
Posted by ブクログ
二人の姉妹の幸せは、たどり着いたそこにはあったのか、それは想像していたものと同じだったのか。
それとも日々の生活の思わぬところで、もうすでに手に入れていたのか。
そしてその事な薄々勘づいていながらも、手に入れた時の景色を見なければ自分に対して収まりがつかなくなっていたのか。
とても深い内容だと思った