あらすじ
「バットエンドは私だけでいい。好きな人に、迷惑なんてかけたくない」
侯爵令嬢ロザリアは自分がゲームの悪役令嬢に転生したことに気付いていたが、何をしても裏目に出ることから運命に抗うのを諦めていた。ゲーム通り婚約破棄され、冷徹な宰相アレクシスに嫁がされて迎えた初夜、「あなたを愛することはありません」と宣言され絶望した次の瞬間、
「とでも言われると思いましたか?」
と微笑まれて驚く。見るとそこに居たのは、街で出会い憧れを抱いていた男性で!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感情タグBEST3
優しい
とても心温まるお話でした。ヒーローの口調が優しいのもありますが、、、。悪役令嬢だったヒロインの化粧や服装もイラストでみてみたかったなぁ。
ゲーム補正によりゲームに則さない発言ができないヒロイン。行動は制限されないようでヒーローと運命の出会いをします。ヒーローにとっても取って付けたような出会いではなく重要な意味がありました。
この作者様の作品にしては内容が薄く、珍しくあまり心に残らないお話でした。
転生モノ
よくある最近流行りの悪役令嬢転生モノです。ヒロインは悪役令嬢に転生し断罪を回避しようとしますが、そのときに胸が苦しくなり死ぬ思いをしたため諦めシナリオに沿うことにします。婚約者である王太子を好いてはいなかったためこれから起こる婚約破棄断罪劇も気にはしていなかったのですが、物語が終わったと思ったのも束の間、冷徹と言われるヒーローに嫁ぎます。愛されないと思っていたのですが街で出会って惹かれていた男性がヒーローだと知り溺愛され幸せになります。その後元婚約者や正ヒロインと絡みがあるもののヒーローによるザマァがあり無事にハッピーエンドでした。
物足りない
好きな作者さんなのですが、今作はあまり心に刺さらなかったです。
悪役令嬢断罪後の溺愛物は好きなジャンルではありますが、よくあると言うか、とくに捻りも違いもないというか。
他の方も書かれていましたが、作者さんには珍しくなんか内容が薄く感じてしまいました。
物語的には溺愛ハッピーで良いんですけどね、期待しすぎちゃった分でまた読み返したくなるとかそんな感じはなくちょっと物足りないなー、と思ってしまいました。
よくある転生物で、王太子の婚約破棄。そして、悪女と聖女。
婚約破棄物に、一時期ハマってたのですが、この話は、目新しくも無いし、特にのめり込む要素も無くて、残念でした。