あらすじ
「抱いてほしいの」……その一夜をよすがに、これからひとりで生きていくために。
悪逆非道な侯爵家の元に生まれたテレーゼは、断罪確定の未来を予期していた。
だからこそ、公爵令息キルギスが婚約者候補として現れたときには
彼の求婚が王太子の命による汚職調査であることを見抜いていたのだ。
けれど、名ばかり婚約者候補のキルギスは優しく、逢瀬を重ねるたび心惹かれる。
「最後の手段だ、身体で籠絡してこい」という両親の非情な命令でさえ利用して、
私はあなたに本気で抱かれたい……人気のムーンライトノベルズ作品加筆完成版!
感情タグBEST3
ヒーローが絆されるのも納得の聡明なヒロイン。
双方が本音を明かせないまま結ばれた後のヒロインの行動を思うと切なくなる。ヒーローの後悔にも…。
再会後の二人旅。これが良かったなぁ。
誠実であろうとする二人の想いに何度も涙腺が緩む。
優しさと愛に溢れた物語。素敵でした。
素敵でした
ヒーロー甘々でしたね。
ヒロインもヒーローが好きなのに別れる決意をし1人で生きていこうとする自立心のある人でした。
でも無事に両思いになって良かったです。
ハッピーエンド
イラストに惹かれて購入しましたが、挿絵がなくてがっくり。
お話そのものはよくある感じのものですが、テレーゼの行動力がスゴイ。
大体どこか落ち度があったりしてすぐに見つけられたりなんだりしますが、テレーゼの消え方は忽然という言葉がぴったり。
頭いい人だなぁとしみじみしました。
キルギスもワーカホリックだけど基本的にいいやつで、彼の変化は興味深かったです。
ただちょっと、説明が多すぎる感じはあって、ちょっと読み疲れた感がありました。
全体的におもしろかったけど、そこが残念でした。
最初は
会ったときはホントは捜査のためと割り切っていたはずなのにどんどんお互い惹かれていったキルギスとテレーゼ。
テレーゼは最後まで告発に動くまでキルギスや周りを頼りませんでしたね。
家庭教師のきっかけがあったとはいえ周りの環境に長いこと流されずにできることを頑張ってきた彼女の根性は並大抵ではないはず。
最後は幸せな様子が伺えてよかったです。
良いです
多少のすれ違いもあり切なくなる場面もありで先が気になって一気に読めます。
両思いになってからのヒーローの溺愛ぶりがイイです。
後からヒロインも気づきますが、外堀をきっちり埋められているとは。
…かなぁ
面白かったけれども、サラーっと何事も進んでいくね。
3部構成かな。
断罪必至の家に生まれた令嬢が何とか頭を絞って断罪を逃れる第1部
ヒーローと旅をしながら、想いと己を顧みる旅の第2部
王都に着いてからの第3部
3部目が弱かったーーーー!これだけサラ〜っと王都まで行ったんだから、さっさと王都で認められる地位にまでこぎつけるところまで行ってほしかった…!
ザマアが、ちょっと違う切り口で、発想は良かったと思う。
でも、2人旅の辺りから、旅レポートみたいで、斜め読みしてしまいました。