【感想・ネタバレ】動物農場〔新訳版〕のレビュー

あらすじ

飲んだくれの農場主ジョーンズを追い出した動物たちは、すべての動物は平等という理想を実現した「動物農場」を設立したが、指導者であるブタは手に入れた特権を徐々に拡大していき……。権力構造に対する痛烈な批判を寓話形式で描いた風刺文学の名作。『一九八四年』と並ぶオーウェルもう一つの代表作、新訳版

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Posted by ブクログ

ネタバレ

同じジョージ・オーウェルの『1984年』を読んで直ぐこの本も読んだ。

どちらも同じ20世紀半ば頃のソ連、スターリンの圧政、恐怖、独裁政治の時代を題材にしている。
動物農場は、より分かりやすくて短くてすぐ読める。
1984年は、より現実味があり、絶望感が濃いなと感じました。


現在日本でも政治や世界情勢への関心が強まったと感じています。
これらの本を読み、更に調べ考えて、
私達は常に目を開き『豚』が少しでも間違ったら何かしらの手を打たなければなりません。
私達は『頭の悪い羊』『間違っていても全力な馬』『不干渉なロバ』になってはいけません。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

知識を持つというのは、尊いことであると同時に、恐ろしいことでもあるのだとこの本を読んで思った。知識を他者のために使うか、他者を傷付け自己利益のために使うかはそれぞれの自由だが、知識に対抗するのはきっと知識しかない。9章以降のブタたちがあまりに酷くて、ナポレオンより賢くて優しい動物が1頭でもいたらなぁ泣…と考えてしまった。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家畜たちが人間を追い出して、動物たちだけが暮らす社会、「動物農場」をつくる。初めは美しい理想に基づいて「動物農場」が運営されていくが、次第に賢いブタの権力が肥大化していく。

・巻末の解説で、肥大化するブタの権力に対して声を上げなかった他の動物たちを非難する意見があったけど、殺されるかもしれないという恐怖を乗り越えて声を上げられる人はどのくらいいるのだろうか。自分なら殺されるくらいなら敢えて1人で声を上げることはしない。

・この物語はレーニン没後のスターリンによる専制政治をもとにしているらしい。自分の利害を第一の関心事にする権力者の「弱さ」が、どのようにして苛酷な環境を生み出すのかを具体的にイメージすることができてよかった。

・登場人物の中で一番嫌いだったのはスクウィーラーだった。流れに乗っかる、口が上手いだけの奴って本当に卑怯だと思う。こういう人って何に幸せを感じるの?と思う。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4.5


短いけど印象に残る物語だった。
奴隷から解放されるために革命を起こしてもその中で新たな権力者が現れ、支配するものとされる者に分かれてしまう。
そこに至るまでの流れを動物の世界を通して描かれているのがめちゃくちゃ面白かった。特に最後の章は衝撃だった。豚なのか人間なのかわからない描写はかつて自分たちが批判していた存在と同じ"支配する側"になってしまったことを表してるのだと思う。

人間の歴史は繰り返されて行くのだろうか、と考えさせられる作品だった。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

当時のソ連の権力集中、スターリン政権の批判、皮肉で書かれた話。
権力集中だったり現代の労働そのものの話にもなってるなと思った
民衆が声を上げることも大事という解説には確かになーと思いました

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

つまりここで批判されているのは、独裁者や支配階層たちだけではない。不当な仕打ちをうけてもそれに甘んじる動物たちのほうでもある。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても薄いのであっという間に読み終わるだろうと思っていたら、いやいや、倍以上あるページ数の小説を読むのと同じかそれ以上に時間がかかってしまったことにまず驚いた。易しい文章なのに怖くて怖くて。こうなっているけれど実はこうで、みたいなことがない。
考えることをやめてはいけないと思った。分からなくても、知ろうとすることをやめないことが大切。

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2026年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いかにして独裁が成立するのか。ソ連の歴史を動物たちに託した作品で、読みやすくも残酷で非常に面白い。ただあまりソ連史に詳しくない自分としては、ナポレオンがレーニンで、スノーボールがトロツキー、犬が秘密警察?くらいしか分からず、後半では権力の地盤を固めたナポレオンら豚たちが毎回同じやり方で自分勝手をしていくものだから、少し飽きてしまった。それぞれが何を風刺しているのか分かるだけの知識があればもっと面白かったに違いない。とはいえナポレオンがスノーボールを追放するまではとにかく面白かったし、皮肉なラストも好き。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1984が面白かったので他のオーウェルの作品も読んでみたいと思っていた。
豚が人間を支配する猿の惑星的なディストピアかと思ってたら動物が動物を支配する人間社会の風刺だった
不穏を感じながらもだんだんと独裁が当たりになっていく様が読んでいて興味深かった

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2026年01月04日

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