あらすじ
オズの国の悪い魔女と善い魔女は、かつて親友だった。だが、二人の大学で起きた殺人事件が人生を分ける。同名ミュージカルの原作
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Posted by ブクログ
メタ的な視点が必要というか、
作中随所で示唆されるようにドロシーやオズの魔法使いが元々いた別の世界があったり、予言があったり
そういった世界と我々読者がいる童話「オズの魔法使い」が世界的に有名である現実が重なった時、
上巻であれだけ芯があって魅力的だったエルファバが西の悪い魔女になる運命を辿る様子を眺めることしかできず無力感を感じるような、貴重な読書体験をした
Posted by ブクログ
誰を中心に見るか、何を中心に見るかで悪や正義が変わる。
宗教、政治、友情、恋愛、家族、自由、信念。
自分にとって1番大切なものは何か。
その時の社会情勢でも誰が『悪い魔女』になるかわからない。
今作の主人公であるエルファバが、成したいことをなにも成し遂げられない、尽く失敗・挫折に終わってしまうのが、読み終わったあともスッキリしない不思議なモヤモヤ感を残すのだが、そこがすごく人間的でエルファバの魅力でもあるように感じた。
映画とはけっこう違っていたが、映画も本もどちらも違った面白さがあって良かった。