あらすじ
男でも妊娠可能な「惹香嚢」という臓器をもっているため、小国の王子であるセナは従属の証しとしてレスキア皇帝アリオスへと嫁ぎ、息子アスランを出産する。
自分と同じ惹香嚢体で生まれたアスランが竜王の伴侶として婚配者に選ばれたため、セナは神山より派遣された獣人族の護衛官イザクとともに神山へ向かうことに。
しかし、やっと辿り着いた神山では不可解なことが起こっていた。
次々と消える惹香嚢体、
謎の多い上位神官の行動、そして皇帝廃位――。
利権を求め各国の思惑が交錯するなか、息子を守るため神山からの脱出を図るセナだったが……。
※本作品は同タイトルの分冊版26~49巻に、書き下ろしSSとイラストを追加したものです。
感情タグBEST3
匿名
切ない
泣きながら一気に読み切りました。
イザクが愛を知って良かった。もっといろんなイザクが見たかった。アリオス陛下の愛の深さ。それがもどかしくもあり良かった。
登場人物も多くて大変でしたが、それぞれ個性豊かだし、はじめにちゃんと人物紹介もあって分かりやすくなってました。
本当にハラハラ、ドキドキ、、え!!そうくる!?と予想の出来ない展開などもあり、ハッピーエンドですが切ない!!番外編もうるうるしながら最後まで読み切れます。
凄い凄い凄い!
何気なく単なるBL小説だと思い読み始めました。いやー良かった。もう、次、次、次と読み進めました。BL部分を除けば、もうそれはファンタジー小説でした。私は陛下よりイザクを選んだセナの気持ちも分からなくはないけど、陛下が不憫だったけれど、セナが受け入れてくれて本当に良かったと思います。最後のオマケで色々回収してくれて嬉しいです。上下巻購入したので今度はゆっくり読んでみようと思ってます。また違う一面が読めるかもしれないと楽しみにしています。
匿名
独特な世界観
独特な世界観に魅了されました。上下巻ともにハラハラ・ドキドキの連続で読む手が止まらず、寝不足になりながら読了しました。早く読みたいがために、すぐストーリーに入ってしまいましたが、とにかく登場人物が多いのと、地名が沢山出てくるので、四苦八苦しました。
内容は、高評価なだけあって『素晴らしい』の一言‼️
重めな話の中にも、会話から伺えるホッコリシーンや、涙の別れのシーン。そして感動。本当に色々な場面と出会えます。
ファンタジー好きな人は是非!おすすめです。
長かったけど良かったぁ!
上下読破するのに
時間が掛かったけど最後までハラハラドキドキしながら読めた、
凄く切ない。
ショートストーリーの皇帝目線が
良かった。
名作
久しぶりに上下巻ぶっ続けで読みました。下巻はセナとシグルドとの逃亡劇、レスキア王国のクーデター、上位神官の陰謀。命懸けでシグルドはセナを守り彼の最後は号泣でした。王はセナを愛し、その為に一度は手を離す。彼にとってセナは初恋であって1番偽らなくて良かった最愛相手でした。王視点のお話はいろいろ語られててさらに深く理解できました。ほんと購入して良かった。今年1番感動した作品だと思います。
壮大だった
独自の設定と登場人物の多さに若干苦戦しましたが、最後まで楽しく読むことができました。
最後の話が、皇帝目線の話で、本編ではジグルトやセナが想像してしか分からなかった気持ちが語られていて良かったです。