あらすじ
時は平安。 妖狐として生まれた安倍晴明の娘・煌子は、無類の美貌と妖力を持つ「白狐姫」の名で都に知られていた。 ある日、煌子の武勇伝を聞きつけた帝から直々に宮仕えの打診が! その内容は、美しさゆえに周囲から妬まれ、嫌がらせや呪詛が後を絶たない薄幸の皇女―― 承香殿の宮を、東豎子(あずまわらわ)として警護せよというものだった。 東豎子は女官でありながら、行幸に際しては男装し参列もするお役目。 面白そう、と引き受けた煌子だったが、一見華やかな宮中は陰謀の渦巻く恐ろしい場所で……!? 痛快あやかしファンタジー、待望の第2弾!
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Posted by ブクログ
今回も煌子は素敵だった。
皇女を守るためにひたむきに動く姿が特に。
道長の手に負える姫じゃないみたい、今のところは、ね。
道長くん、がんばっていい男に成長しておくれ、とママの気持ちになっちゃったw
道満との決着はまだつかない。
人の心をあんなふうに利用するなんて許せないよ。
次こそは、きっちり決着をつけて、ぎとんぎとんにやっつけてほしいものである。
一緒に舞姫を務めた友人たちも幸せになっていきますように。
続きが楽しみであーる。
Posted by ブクログ
今回は女の闘い。帝の子供を産むこと、権力を得ること、何より帝の寵愛を得ること。そのためにはいやがらせもするし、噂も流すし、生霊にもなる。怖い世界です。
実際のところはどうだったのかわからないですが、本作の帝は気さくな人だね。