晴明の娘 白狐姫、京の闇を祓う

天野頌子 / 久賀フーナ

時は平安。 安倍晴明の元に生まれた待望の娘である煌子は、祖母譲りの狐耳と尻尾を持つ妖狐であった。家族の愛を一身に受け、好奇心旺盛でおてんばに育った煌子は、気付けば様々な騒動の渦中に。 男装して陰陽寮を見学したり、鞍馬の大天狗に求婚されたり、五節の舞姫に選出されたり。 騒動のかたわら式神を増やし、困難を乗り越え、やがて無比の美貌と妖力を持つ「白狐姫」として都にその名を知られるようになるが！？

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: ポプラ社
• 掲載誌・レーベル: ポプラ文庫ピュアフル
• ページ数: 332ページ
• 電子版発売日: 2024年04月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★☆]

安倍晴明に娘がいて、その娘が先祖返りで妖狐だったら。そんな設定のお話。晴明の時代のお話なので、聞きなれない言葉などはある程度出てきますが、堅苦しいお話にはなっていません。
妖狐の設定は陰陽屋とも近しいものになっているので、長い目で見れば繋がるのかも？