あらすじ
高校生・藤井八雲は、ひょんなことからチベットから来た少女パイと出会う。行方不明だった八雲の父親の手紙を持ち、自らを伝説の妖怪「三只眼」の唯一の生き残りであると告白するパイ。最初は半信半疑だったが八雲だが、パイによって不老不死の力を得てしまった彼はその妖力を信じるように…。永遠の命を捨て、「人間になりたい」と願う2人が繰り広げる伝奇ミステリーアクション巨編、遂にスタート!!
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数十年前の作品とは思えない最高
中高生ぐらいから大人、更に男女関係なく楽しめる作品だと思います。
実際私が読んだのは16歳の女子高校生ぐらいでした。
当時はコンビニで立ち読みができたのでチラッと立ち読みしていたらあっという間に1巻読んでしまって、
思わずコンビニに並んでいた巻数全部(多分7~8巻ほど)を全部即買いしてしまいました。
持って帰るのが重たかった思い出があります。
そして大人になり、何気ない会話で3×3EYESの話が出て、
すぐにBookLiveで検索してとりあえず15巻程買ってしまいました。
残りは来週あたりにでも…w
何度でも読みたくなる作品だと思います。
Posted by ブクログ
小学生の頃からハマった作品。
★5じゃ足りない!
不老不死の術を使うとされる三只眼吽迦羅。
その生き残りであるパイが、チベットで彼らについて研究していた考古学者の息子、八雲を頼って東京へとやってくる。
俗世と一切関わることなく暮らしていたパイが
その身ひとつで遠路はるばる彼のもとを訪れたのは
たった一つの願いを叶えて欲しかったから。
「ニンゲンになりたい」
その、ただ一つの願いを——。
日本から中国、インド。
アジアの各地を飛び回りながらのパイと八雲の冒険活劇は
今もこの胸をわくわくと躍らせる。
西洋ほどかけ離れておらず、日常に近いようではあるけれど
空中の中階段に一歩上がったような
どこからか怪しげな麝香の煙が漂う
そんな雰囲気が絶えず紙面から流れ出ている作品だった。
強大な力を持っているけれど、
それ故にすぐに眠りについてしまうパイのもう一つの人格「三只眼」
食いしん坊で、世間知らずで、突き抜けてアホの子なパイ
そして、優柔不断で頼りなくて、けれどとても情に厚い八雲。
3人の織りなす物語は、カラフルな魔法の絨毯だ。
その上に寝そべってヒラヒラと、ゆったりしたり加速したり
風に煽られてはらはらしたり。
そのうちに、ぎゅっと絨毯を握りしめて
いつのまにか彼らに同化している自分に気づくだろう。
あるいは私たちの魂は、物語の一番初めに
八雲と一緒に三只眼の中に取り込まれたのかも知れない。
ニンゲンになるための、
長くて険しくて、そして懐かしい旅が、
始まるんだ—―—。
Posted by ブクログ
中学生のころにはまった思い出のマンガ。絵は正直うまいほうではないけど、ストーリーと少年漫画らしさが秀逸だと思う。ドキドキ、ハラハラ、ワクワク全部盛り込まれた良作ではないかな。現在文庫版収集中・・・
Posted by ブクログ
中学時代ハマってた漫画。
第二部が一番好きだが、全体通して面白い。
後半はダレてる、とよく言われ、確かに勢いは弱くなるが、あのラストに持って行く為には仕方ない。
最後の「我と共に生きよ」はいつ読んでも目頭が熱くなる。
Posted by ブクログ
高田の描くオンナノコは可愛い。変な艶っぽさがなく安心して楽しめる。この作品は設定も面白かったですね。伝奇SFとでも言いましょうか?妖魔同士の熾烈な戦いも面白い。
Posted by ブクログ
(1〜40巻について)
長い作品です。非常に壮大で面白い作品ですが、途中でグダグダになる部分があります。しかし、グダグダ感は途中で消え、そこには感動のラストが待ってます。お勧めです。
Posted by ブクログ
これは『孔雀王』好きな友人に薦められて手に取った覚えがあります、中国やインド、チベットらへんの神話をモチーフにした冒険活劇、といった感じでしょうか。
とあることから「不死身」な妖怪として転生した主人公藤井八雲くんと、そのきっかけを作ったパイ(パールバティー)を軸とした物語。ちなみにその藤井くんのお父さんが民俗学者、って設定にもどこか興味をひかれていたような覚えがあります。
大枠ではインド神話を主体なモチーフにしていたと思うのですが、その解釈が新鮮で、インド神話自体への興味を喚起してくれたような物語です。
連載も結構長く続いて、完結まで10年ほどかかっていたのかな。途中で少しわかりにくかった個所もあった気がしますが、それなりに綺麗に終わっていたような。
と思っていたら、10年くらいごとに続編が出てるようで、『幻獣の森の遭難者』は何となく読んだような覚えもありますが、『鬼籍の闇の契約者』はどうだったかな、機会があったら手に取ってみよう。
Posted by ブクログ
全40巻の長編ファンタジー漫画。2002年に完結した。他人を1人だけ『不死』に出来る三つ目の妖怪(♀)と、不死にされた主人公(♂)の物語。2人共只の人間になることを望み、その術を探す旅に出る。
自分が小学生くらいのときからやっていた漫画で、今ほどエロが氾濫していなかった当時にしては結構過激な描写が多く、そういう意味で変な人気があった。しかし、最初から完結までしっかり通ったストーリー構成や魅力的なキャラ設定など、実に良く出来た漫画だったと思われる。途中からワープゾーンが出来て、あんまり旅っぽくなくなってしまったのは若干残念ではあったが、それでも最後まで面白かった。
「不幸の表れは破壊なれど、破壊の根本は幸福の追求ではないのか?」
Posted by ブクログ
あまり前情報なく読みはじめたんですが、調べてみたら講談社漫画賞受賞してたりいろいろメディア化されてたりですごいですね。まだ終わらないのっておもいながら読み進めて、もう終わるのっておもいながら読み終わりました。ん、おもしろかったですよー。神話とか好きなので余計にハマりました。『BASTARD!!』や『ベルセルク』を彷彿とさせます。とゆうか多分影響受けてますよね(三者三様に)。こういった神話をあつかった題材のアクションものはストーリーがどうしても長くなってしまう傾向がありますが、ちゃんと完結してるのでそれだけでも立派です。キャラ的にはベナレスがかっこよすぎなのですが、とにかく声を大にして言いたいのは舞鬼の扱いのひどさについて。個人的には忘れられない一コマ(?)となったのですが、これ巷ではどうなんでしょう。とにかく涙あり笑いありのよいストーリーでした。なんせ、とにかく、長かった。
Posted by ブクログ
「3×3(サザン)EYES」を代表して。
全40巻。
結構好きなマンガ。
でも、引き伸ばしすぎ感はあったなぁ
****** 再読記録 *******
2009.06.20
Posted by ブクログ
中盤まではすごく夢中になって読んでいました。それまでの世界観やストーリーは本当に良い!化蛇の部(第2部?)はすごく切なかった。この作品が今の私の趣味(同人)のきっかけです。
Posted by ブクログ
三只眼のパイと不老不死八雲が「人間の象(使うと人間になれる)」を探すたびに出る話。
内容少し難しいですが、よんでいるうちにやめられなくなってしまうマンガです。
絵が濃い
時代を感じさせる絵柄で実に濃いタッチで描き出されている。アクション妖怪ものの大胆さダイナミックさを大変によく表現している。
チベット仏教の仏たちやいろいろな仏具をうまく生かしているな と感じるところがある。
Posted by ブクログ
全巻読破。全巻購入しましたが厚いので当時本棚の横に積んでいました。パイと八雲も好きなんですが……葉子とハーンをめっさ応援していました。戦闘あり恋愛ありギャグありなんですがちょいグロいかな?
Posted by ブクログ
3つ目の妖怪を人間にしてあげる旅をする話
ヒンドゥ教的な思想が多くてカタカナが多いから読みづらかったなぁ
終わり頃はもうどうなったかわからんですね
Posted by ブクログ
途中から展開がマンネリ化してしまってます。
キャラやストーリー等はいいんですが、中だるみがちょい残念でした。
面白いんですが、一気に読むにはちょっと疲れます。
お約束
不死身になった主人公が
友達たちに化け物を見る目で見られ拒否られる展開があります。
お約束な主人公可哀想展開ですね。
友達たちは拒否して離れていく前に
なんで死なないのか主人公をまったく問い詰めないのか不思議です。
主人公可哀想なシーンを描きたいためにキャラの行動にリアリティがなくなってます。