あらすじ
「老化」に徹底抗戦する知識を身につけ
「健康」に時間・意識・お金をそそげば
「何歳までも」働き・遊べるカラダを維持できる!
遺伝子レベルで老化の解明が進んでいる現代において、
人間の宿命とされていた老いの常識や不便は過去の話となりつつある。
そんな最先端医療や研究を8年以上取材し、
自らの身体で実験し続けている堀江貴文が
今特に伝えたい「健康で長生き」のノウハウを語り尽くす。
ホリエモンと一流医師が考えた本気で考えた、現代人が知っておくべき健康投資・決定版。
月刊誌ゲーテの連載「堀江貴文の金を使うならカラダに使え!」を書籍化。
・目次(予定)
【第1章 老いゆくカラダを阻止する。】
■健康診断に時間と金を投資せよ。
■骨格筋が出すホルモンが健康の鍵を握る。
■ミトコンドリアの治療薬が健康長寿も叶える。
■エクソソームが血管から老化を防ぐ。
【第2章 「老いの不便」は解決できる。】
■裸眼で見えると世界が変わる。
■いびきは動脈硬化・糖尿病・肥満にもつながるサイン。
■微笑みの障害・難聴は認知症や鬱を進行させる。
■自分で歯を磨けていると思う方が間違っている。
■20代の99%の人の歯にヒビが入っている 。
■働き、闘い続けるにはテストステロンが必要だ。
【第3章 無駄死にしない知識を持て。】
■人間の最後の病・認知症に立ち向かえ。
■過剰なリンから腎臓を守れ。
■助かる大腸がんで年間5万人が死んでいる。
■肺炎のワクチン接種率が低い日本。
■在宅ワークも影響!? 意外と知らない嚥下障害
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Posted by ブクログ
「金を使うならカラダに使え。」読書感想文──ホリエモンの“健康への本気”に驚かされた
この本を読みはじめて最初に抱いた感想は、
「ホリエモンがここまで健康に気をつけているなんて思わなかった!」
という驚きでした。
世間のイメージの中での堀江貴文といえば、
“とにかく行動する人”“圧倒的な仕事量”“常識をひっくり返す人”
という印象が強い。
しかし、この本ではその裏側で、彼がどれほど入念に健康習慣を整え、
どれほど論理的に身体を管理しているかが余すことなく語られています。
その姿勢に強く心を揺さぶられました。
■ お金の使い道として「健康」が最優先される理由
タイトルにもある通り、堀江さんは
「金を使うならカラダに使え」
と断言します。
最初は少し意外に感じました。
けれど読み進めていくほど、その理由がはっきりわかります。
健康は、
仕事の生産性
挑戦の速度
人生の満足度
幸福感
これらすべての“土台”になる。
稼ぐ力も、挑戦する意欲も、チャレンジを続ける体力も、
結局はカラダがないと維持できない。
だからこそ、彼は健康こそが「最大の投資先」だと言い切る。
この考え方は、読者の根本的な価値観を揺さぶる力を持っていました。
■ 堀江貴文は“根性”で動いているわけではない
僕が最も驚いたのは、堀江さんの健康習慣が
「精神論」ではなく「科学と再現性」に基づいている点です。
睡眠の質を上げる準備
無駄を省いた食事の最適化
筋肉量と代謝の関係
老化のメカニズム
腸内環境と集中力のつながり
こうした事実を徹底的に調べ、試し、合うものを残す。
まるでビジネスのように健康を“システム化”している。
そのストイックさに、ただただ驚かされました。
堀江貴文=強靭なメンタルで突き進む人、
という固定観念が完全に壊れた瞬間でした。
■ 老化は努力で“かなり遅らせられる”
本書には、老化を止めることはできないが、
“確実に遅らせることはできる”と明確に書かれています。
筋肉
血糖値コントロール
炎症の抑制
細胞のダメージ対策
睡眠の最適化
これらは、単なる知識ではなく「習慣として積み上げる」もの。
つまり、毎日の積み重ねが未来の自分を作る。
当たり前のように聞こえるけれど、
堀江さんが語ると「今すぐ動かないとヤバい」と本気で思える。
若いうちは気にならない。
しかし、気になり始めてからでは遅い。
だからこそ“今やるべき理由”が、強烈な説得力とともに迫ってきます。
■ 「忙しいから健康に気を使えない」は完全な言い訳
堀江さんは毎日とんでもない量の仕事をこなしながら、
同時に健康習慣を徹底して続けている。
だからこそ、
「忙しいから運動できない」
「時間がないから自炊できない」
という言い訳が、一気に崩れ落ちます。
時間がないのではなく、優先順位の問題。
これを突きつけられたような感覚でした。
仕事ができる人は健康管理ができる。
健康管理ができる人は仕事ができる。
この相関関係を、本書は具体的な例で証明し続けます。
■ 体調が整うと“人生の見え方が変わる”
本書を通して強く感じたのは、
身体が整うと、心も思考も自然と整うということ。
集中力
決断力
感情の安定
行動量
積極性
これらはすべて、身体状態と直結している。
だからこそ、健康は「贅沢」ではなく「基盤」であり、
人生のクオリティそのものを左右する最重要項目になる。
健康を整えることは、
単に長生きするためではなく、
今この瞬間を最大限に生きるための準備なのだと気づかされました。
■ 最後に──“カラダに投資する人生”を始めたくなる一冊
読み終えた後、
この本は単なる健康本ではないと感じました。
これは、
「これからの人生をどう生きるか」
を根本から問い直す本です。
ホリエモンという男が、
どれだけ合理的に、
どれだけ本気で、
どれだけ未来志向で、
自分の身体に向き合い続けているか。
その姿勢に触れたことで、
自分の健康習慣を見直す覚悟のスイッチが入りました。
金を使うなら、
体験でもブランドでもなく、まずは“カラダ”。
そのシンプルな真理が、心に深く刻み込まれた一冊でした。
Posted by ブクログ
忘れないようにメモ
・運動することが効率の良いアンチエイジング。老化を防ぎ、ガン、鬱も予防策となる
・自分流で良いから「楽しい運動」を見つけ、習慣とすること
なんらかの大会を目指すような大がかりなものではなくても、自転車通勤、走ってみるなど…
・健康のために運動するなら抗酸化する
サプリなど見極めて補うということ?
・歯石クリーニング重要!痛くなる前に歯医者に行く
・40代からシミとり、ハイフでたるみ、信頼できる医師のところでやる シワは仕方ないがシミは汚いという印象も持たれる
・とにかく検診へ行け!恥じらいこわがり置いとけ、早期発見を