あらすじ
総務省のキャリア官僚・二宮(にのみや)は、二流大卒というコンプレックスを抱えながらも、出世への情熱を胸に秘め、地元の広島県庁に出向していた。一方、同じ広島県の芸南(げいなん)市--「神崎(かんざき)シークレットサービス」の看板を掲げ、裏では事件屋として頭角をあらわしている若きフィクサー・神崎がいた--。裏世界を描いた前作『極悪がんぼ』の主人公・神崎と、表舞台に生きる二宮が交わるとき、新たな「がんぼ」が誕生する!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
キャリア官僚のサクセス?ストーリー!!
今時こんなこともないだろ~~と思うところもある。
経産官僚・財務官僚の小説やマンガが多い中で、
総務官僚が主人公の異色な作品と言える。
所長の顛末
8巻
連載初期から、ラスボスのように畏怖の象徴として君臨していた所長の原点に関わるストーリー。
人間の争う様を楽しむ、闇を抱えた所長の顛末としては、個人的にはもう少しページを使い、何を求め、何が許せないのか、所長の人間性を掘り下げて知りたかった。
スピンオフ出ないかなぁ
Posted by ブクログ
『極悪がんぼ』の続編。主人公は役所の仕事にコミットすることを仕事とする事件屋。地方で実施される国交省のビッグプロジェクトをめぐる国、県、市の役人に推進する役人に議員に業者がからんでいく。ディテイルがリアルでワタシには面白いのだが、あまりに細かすぎて読みにくいってとこもありますね。