【感想・ネタバレ】潔く柔く 1のレビュー

いくえみ綾

由麻は通学電車で痴漢に悩まされている。同級生のスワは由麻を守るため一緒に通学し、2人は付き合い始めることに。だが、由麻は毎朝同じ電車に乗る生物教師の梶間が妙に気にかかり…。

[匿名 · ★★★★★]

コマ割りとか間とかワードセンスとか全て良くてやっぱりいくえみ先生が描く漫画大好きだなって再確認できました！

[ブクログ · ★★★★★]

04年の時点でコレって！ やっぱりいくえみ綾はすごいなと思う。だんだんカンナに焦点が当たって行くらしいので楽しみ。そしていくえみ男子を好きにならざるをえない。毎回毎回くっそ！と思いながらときめいている。

[ブクログ · ★★★★★]

カンナと禄が軸になって広がっていくオムニバス恋愛作品。いくえみ先生の中でこの作品が一番好きだし一番お薦め。いくえみ先生は「死者」を題材にすることが多いが痛いのにさらりと描き切るのがすごいと思う。死者は生きている人の中では永遠に断ち切れないものだしそこを乗り越えるのは辛い。でも乗り越えても忘れるのではなく抱えて愛してあげる包容力がこの作品にはあり暖かい。

[匿名 · ★★★★☆]

とにかく表紙の女の子たち男の子たちが綺麗で可愛くて惹かれて読みました。好きな子の10代での死という重い内容がいくえみマジックで切なくもキラキラして読める。

[ブクログ · ★★★★☆]

「あいつがいるからがまんして
　電車にのって学校にいく」
最初から気になっていた人、
それに理由はない、という由麻。

腐れ縁の幼馴染、恋人未満な距離感であった二人。
これまでもこれからも続くはずだった
カンナとハルタ。

割とよくある話に独特の空気感が加わって
なんとも言えない世界感が出されています。
短編が続く形式のようですが、
続きもすごく読んでみたくなる1巻でした。
おススメです。