感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2016年02月05日
カンナちゃんがとても好きだし、やっぱりカンナちゃんのことがずっと気になっていたから、最後まで読めてよかった。
人と人の繋がりや縁や、それらと出会うタイミングとかって本当に不思議で、でも人生を左右するのは、ほとんどすべて、そういう、ハッキリとルール付けのできないあいまいな物事なんだよなあ。
カンナ...続きを読むちゃんたちと一緒に、7年間を生きたような気持ちになる作品でした。
人生とか、恋とか愛とか、素晴らしいって、うっかり思ってしまいますね。
いくえみ先生の一番好きな作品。
登場人物がそれぞれ主人公になる。
私はアサミが好き。再登場してカンナと仲良くしてくれてよかった。
マヤが最後に少しだけ再登場したけどもっとマヤの話し欲しかった。
禄とカンナが幸せになって、良かった!
この漫画は、とても苦しかったけれど、人間って本当にこんな風に難しくて、簡単にはいかないよなー、と、とてもリアルだった!最後、古屋の話が見れて良かった!
Posted by ブクログ 2018年12月01日
いくえみ綾、めちゃんこ好きです。もしかしたら、この世で一番大好きな漫画家かもしれない。と言ったら、ちょっと大げさすぎですが。何故これほどまでに、自分にとって、心の底から「しっくりくる」漫画を、描いてくれるのか。しかも、とてつもない数のの作品量で。とんでもねえな。ホンマに凄いですねえ。
でもまず、俺...続きを読む、40歳の中年のオッサンなのですが、なのですが、それにも関わらず、一応は?少女漫画家、に属すると思われる、いくえみ綾を好き、というのは、ハッキリ言って、ヤバいのではないだろうか。大丈夫なのか。でもまあ、大好きだから、こればっかりは、どうしようも、ないです。いくえみ綾は、少女漫画、少年漫画、青年漫画、とか、あんまそういった分類は、必要ない気がします。「人を描く漫画家」という表現が、一番ピッタリすると思うんですよね。
そんな、いくえみ綾、超絶多作ですが、一応、彼女の代表作?と言う事ができると思われる作品が、この「清く柔く」ではなかろうか?全13巻の、短編が多い彼女にしてみたら、例外的に超絶珍しいんじゃね?っていう、長編作品。まあ、長編、と言いつつも、基本的にはいくつかの短編が集まって、それらが絡まりあい繋がりあい、長い長い一つの作品を作り上げる、という群像劇的な、短編の集合による長編、みたいな、そんな作品だと思われます。
基本的には恋愛漫画だと思うのですが、底にあるテーマは、大変に重い、ものではないでしょうか。
とある人が、自分の不注意で大切な人を死なせることになってしまった(と心の底から思い込んでしまった)場合は、どうしたら、その罪悪感を抱えたままで、生きていかれるのか?
というね、くう。重い。重すぎる。だがそれを、これほどに、見事に、まあ、描き切っておられる気がするんですよ。いくえみ綾は。語弊のある表現かもしれませんが、きちんと、エンターテインメントとして、このテーマを、取り扱っている、気がするんだなあ。凄いよなあ。
春田一恵(はるたかずえ)、ニックネームは「ハルタ」。男です。この人物の、不幸にして若くして不慮の事故で亡くなってしまった、という「不在感」こそが、この物語を動かす原動力なのだと思うのですが、「不在」であることの存在感」という、一見矛盾したような言い回し?が、これほどに世界を動かす力を持つとは。「誰かがいない」という事は、圧倒的に、他人に影響を及ぼすのだな。凄いな、この着眼点、この事実は、とかね、思うんですよね。
なんとなく、映画版の「桐島、部活やめるってよ」と、凄く似たものを感じました。小説版より、映画版の「桐島~」と。あの映画も、桐島の不在感こそが、物語を推し進める原動力になった、気がするのです。
ちょっと違うなあ、と思うのは、「清く柔く」のハルタは、物語の中の登場人物たちにとっては、既に死亡しているということで、リアルに不在なのに対して、読者に対しては(過去のエピソードなどを含めて)読み返すことで、いつでも実在している存在であること。
「桐島、部活やめるってよ」での桐島は、物語内の人物にとっては、すぐにいつでも会うことのできる実在の人物で有るのに対して、観客にとっては、一切画面に登場しないホンマに実在しない存在であること。
というところが、違うなあ、とかね、思いましたね。全然上手く、まとめられないのですが、、、
まあ、なにしろ、いくえみ綾は、素晴らしいですね。ホンマに面白い作品を、ここまで量産できる才能、おっとろしいですね。
あ、この作品、集英社の刊行している作品なのに、2009年の第33回講談社漫画賞少女部門を、受賞しているのです。出版社の垣根を超えている。それもなんだか、でえれえな、って思うんですよね。
Posted by ブクログ 2017年10月16日
カンナと禄が幸せになってよかった。禄の告白の言葉は、初めて読んだ時は、「なんか、ドキドキしない…。」と思ったんだけど…。今読んでみたら「言われてみたい~。」
「誰かが私にキスをした」は、正直いまいちでした。マヤと亜依ちゃんの番外編とかだったらよかったのにな~。
Posted by ブクログ 2015年07月15日
ずっと面白いというのは知っていて。買ってあったのにやっと手をつけて読み出してみれば全く止まらず。
最後まで読んで、また1巻から読み直すというのをしてしまった漫画!!
とっても面白かったです!!
ハッピーエンドで本当に良かった!!
Posted by ブクログ 2014年03月12日
まず表紙が素敵過ぎますー!!!!!!
しかもイロイロ良い方向に進んだので私的には満足でしたが、なんとなく禄とカンナちゃんの今後をもう少し見たい気もしちゃいました(笑)
あと古屋君やっぱ良い:->
Posted by ブクログ 2013年01月29日
表紙に悶絶/// 魂が再生するってこういうことかー
もう読めなくなるのはさみしいけどほんとほんとほんと嬉しい。
実写映画は絶対に絶対に観ません。
Posted by ブクログ 2012年10月24日
いくえみ作品の中でも群を抜いて好きな作品。
今、大人になり読んで日常の小さな事の大切さを改めて実感した作品。
登場人物が多いのに、話が上手く交わっていて、読み進めるうちに『ああ、なるほどね』と、思わず納得してしまう。
初めて読んだ時は『タイミングってあるよね』なんて思い
二回目に読んだ時は、...続きを読む涙涙。
さて、どこで泣いたかは内緒ですが、平凡な毎日を生かされてるのではなく、生きて行こうと前向きにもなれます。
Posted by ブクログ 2012年10月13日
読み終わりました。完結。
いくえみ男子NO.1をどうしても決めなきゃいけないとしたら、
禄ちゃん…梶間くん…ストレートの古屋…うーん、迷う。
ハルタかな。
いや禄ちゃんだな。
カンナが一歩前に進むことができて本当に良かった。
漫画の中の話だって分かってるのに、ものすごく感情移入してしまいまし...続きを読むた。
Posted by ブクログ 2012年10月07日
めっちゃ久々のいくえみ。POPSの頃の大好きさから一変、読めない時期が続いたのは何だったか?
恐ろしいほど面白かったぞ。いくえみはこんなところまできていたのか?!でも、ちゃんとPOPSテイストが生きている。生きて行くのは大変ですが、全く諦められません的な世界観がぐっと広がって、万人が納得するレベルに...続きを読む到達してる。これは、真面目に読んでいい作品だと思う。
読んでなかった分、取り戻す気になったよ。
Posted by ブクログ 2012年08月17日
ついに最終巻。ということで、自分の中でこの漫画を整理すべく1巻から読み直してみて。あー、そうだったそうだった、という部分もあれば、え、そうだったっけ? という部分も多々あって。自分は一体この作品の何を読んでいたんだろうか。と。でも、僕の中で、いくえみ作品ベストに近い評価です、これ。たぶん、この人の中...続きを読むではくらもちふさこ的な部分を意識しているのかな、と思ったり思わなかったり。でも、ほんと、珍しく長く続いたね。案の定、この人、やっぱりそんなに長く続ける気、なかったね。キャラクターをどう判別していくかが途中から難しくなってくる、1巻ずつちょいちょい読んでいたのでは。そして、終わっていく。僕は安養寺音々と梶間くんのファンでした。でも、古屋みたいなキャラが一番いいす、周りにいるとしたら。ほんと。(10/10/8)
Posted by ブクログ 2012年05月04日
すごいの一言につきます!読み終わった後は鳥肌が立ちました。
だってファンタジーでもないし、世界観が壮大な訳でもない、現代の恋愛漫画なんだけど・・・登場人物たちがちょっとづつ繋がっていて、最後は幸せな気持ちにさせてくれました。
ちょっと登場人物も多いし、複雑といえば複雑なので読み返しても面白いです。い...続きを読むくえみ綾さんの作品で一番好きですね。
Posted by ブクログ 2011年05月31日
カンナの過去にどう決着を付けるのかハラハラしておりましたが、安心しました。人は人との関わりで傷付いて癒されるんだな、と、当たり前のことを教えていただきました。いくえみさんすごいよ…
Posted by ブクログ 2011年05月29日
もう…大好き!
人の死はただの悪い思い出じゃない。
嫌いな所があっても友達。
人間の心情というものが非常に良く表現されています。いくえみさんは神か…!
Posted by ブクログ 2011年04月20日
いやー
完結ですね・・・・
もっと見守っていきたかったですが・・・
何回も読み返してました。奥が深い・・・
人って繋がってくものですねぇーーー。
おすすめです。
やっぱり出てくる男の子が可愛いーー!
Posted by ブクログ 2010年11月23日
終わったぁー!!!しかもハッピーエンド★登場人物一人一人に背景があってそれがオムニバス形式でストーリーが展開。全てがちゃんと繋がっていて深いんです。みんないろーんな事考えて、恋をして傷ついたり、笑ったり。もうほんと大好きな漫画!!
ハルタが絡むエピソードに号泣。
恋に後悔したことのある人、みんな読...続きを読むんで!!
Posted by ブクログ 2010年10月23日
いくえみ綾の作品を20年近く読み続けてきて、この人、天才なんじゃないかなぁと思っていたけど、やっぱり天才でした。
ちょっとパターン化してきてるようにも思う視点や表現もあるけど。
ちうか、なんで松ケンに会ったんや~。
恋とある種の後悔や後ろめたさを知るすべての男女に。
Posted by ブクログ 2010年10月14日
いくえみ男子はほんと素晴らしい。
古屋、服といい髪型、全部が好み。
ずっとなぜにカンナはそんなにモテる、男ってふわふわした女がほんと好きだよなとか思ってたけど、カンナほんとよかったね。ももかが1番ありがちな女の子で、やはし1番共感できる。うん、よかった。
Posted by ブクログ 2018年01月06日
カンナの気持ちを誰も知らなかった。誰もが美しい憶測で彼女を遠ざけて、いつの間にか同じ場所にいた禄が、彼女を引き寄せたのか、禄がカンナに引き寄せられたのか。
Posted by ブクログ 2023年08月10日
ずっとずっとずっと、
もう信者といっても過言ではない程、
絶大なる信頼と愛を寄せてきたいくえみ漫画で、
全巻ちゃんと買い続けて完読したにも関わらず、
その後手放してしまった作品。うう、今更後悔。
だって、どうしても、どうっっっしても、
死、への見解が当時の私と違っていたんだもの。
あとあまりにも登場...続きを読む人物が多く複雑化していて、
それぞれみんなに感情移入出来なくなったのと、
そもそもカンナがあまり好きになれなかったかも。
でも読み返したらまた色々見方変わってくるかも。
そこがまたいくえみ漫画の面白いところなんだな。
なので、やはり手放したこと後悔。また読みたい。
Posted by ブクログ 2011年01月08日
長年大切に集めてきた漫画が終わって悲しい。オムニバスだけど、いがいと一つの話の軸に回ってたんだなぁといまさら想う。清らかないちえちゃんとキヨの話が一番好きでした。最終巻まで読みおわったとの後味が重い…命の重さ。表現が素晴らしい!
Posted by ブクログ 2010年10月19日
全13巻
1巻から追って読んでたから、ようやく終わったなあと思った。
ハルタとカンナの二人を主軸に話を展開していきます。
別々のお話なんだけど、結局はハルタとカンナに繋がっていくっていうのが素晴らしいなあって思う。
あんまり好きじゃないお話でも、また1巻から読み返してしまう、そんな素敵な本です。
個...続きを読む人的に番外編の『切切と』が好きです。
Posted by ブクログ 2023年12月21日
一気読み!
青春群像がオムニバス形式で描かれている。
漫画でその形式読んだこと無かったから新鮮。
ワードセンスも相まって、小説を読んでいるかのような深みがあって好きでした。
ただ、登場人物が多過ぎて、途中から
この人誰だっけ…?と、なった
この物語の主人公って、一体誰なの?と、前半は読みなが...続きを読むら思っていたが
カンナと、ロクの物語なんだ…!と、読み進めるにつれて理解した。
カンナ、ロク共に身近な人間の死に直面してり
恋愛や、人間関係においてどこか楽しめない様子の2人が、最後希望を見出す展開は素敵だと思った。
だが、最後までなぜかカンナを好きになれなかったなぁ…というので星3つ
結局カンナは、ハルタのことも、マヤの事も恋愛対象という意味で好きでは無かったんだな
ハルタは、家族愛(?)に近しい愛情を抱いていて、男性として見ていないし
マヤは、積極的に自分に好意を向けてくれている事への興味(?)みたいな感情だったのかなと
それをカンナ自身が気付くのは、ロクの言葉だったんだろうなぁと。
高校生の時に、カンナ自身の気持ちに気付けていれば、違う未来だったのにね。
星3つだけど、いくえみ男子は最高です!
特にフルヤが好きでした
Posted by ブクログ 2013年05月01日
星4と迷った。
嫌いじゃない、決して嫌いじゃない。
むしろ好きだ。
ただどうしても、いくえみ綾さんの描く女は苦手だ。
イラっとくる。
男は大好きなんだけれどね。