あらすじ
互いの孤独を埋めあい、光莉(ひかり)の隣に温かな居場所を見つけた悠(ゆう)。長く続いた冬は終わり──けれど、自身のことを光莉にはまだ打ち明けられないまま季節は巡る。
これからのことを考えるためにも、光莉と初めて出会った公園へと足を運んだ悠。
ところが、舞い散る桜の先にいたのは──
「久しぶり、悠。わたし、ずっとあなたに会いたかった」
高校時代にたくさんの後悔を抱えながら別れた元恋人・白澤春佳(しらさわはるか)で……!?
交錯する過去と今。同じ過ちを繰り返したくない、けれど自分の《好き》の形は──。
「悠さん、あなたは──本当に、私のことが《好き》ですか?」
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Posted by ブクログ
いやあ辛いね。読むのに体力がいった。
前巻で傍にいる事を選択した悠と光莉。
だけど悠は自分が一般の人と異なる性的感覚を持つ事を光莉に告げられずにいて、だからそのままうまく行くとは到底思われなかったのだけど、さらに悠の昔の彼女が現れるという、ある意味恋愛物語の王道展開。
しかもその彼女に大きな罪悪感を持っているという、いやまあ、そりゃこうなるよね。
でも根本のところは結局悠がヘタレだという事だよなあ。
何をやってるんだろうね。一度ならず二度までも同じ事を繰り返して大切な女の子を泣かせるなんて。
親友の杉山君じゃないけどそりゃ文句の一つも言いたくなる。
けれど彼にはこのどん底が必要だったのかもしれない。
底についたら後は這い上がるしかできないのだから。
それでも春香ちゃんというどん底に差し込む光がなければ蹲っているだけだっただろうけど。
次巻、悠がどんな行動を取るのか、いや取れるのか、期待したい。