これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1

これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1

ラノベ
814円 (税込)

4pt

4.6

拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。その不思議な関係は、穏やかに続いていく――はずだった。
「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。《普通》ならここでキスをするのだと。それができない恋は《偽物》だと。それでも――「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」
オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。

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これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 の一覧

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1~3件目 / 3件
  • これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1
    814円 (税込)
    拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。その不思議な関係は、穏やかに続いていく――はずだった。 「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。《普通》ならここでキスをするのだと。それができない恋は《偽物》だと。それでも――「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」 オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。
  • これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 2
    748円 (税込)
    互いの孤独を埋めあい、光莉(ひかり)の隣に温かな居場所を見つけた悠(ゆう)。長く続いた冬は終わり──けれど、自身のことを光莉にはまだ打ち明けられないまま季節は巡る。 これからのことを考えるためにも、光莉と初めて出会った公園へと足を運んだ悠。 ところが、舞い散る桜の先にいたのは── 「久しぶり、悠。わたし、ずっとあなたに会いたかった」 高校時代にたくさんの後悔を抱えながら別れた元恋人・白澤春佳(しらさわはるか)で……!? 交錯する過去と今。同じ過ちを繰り返したくない、けれど自分の《好き》の形は──。 「悠さん、あなたは──本当に、私のことが《好き》ですか?」
  • これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 3
    792円 (税込)
    元恋人・春佳との関係性に決着をつけた悠(ゆう)。自身のことを打ち明ける決意をかため、光莉のもとへ駆け出した先――見つけたのは、巡り来る季節に置き去られたように、初夏の日差しの下でひとり「寒さ」を抱えて震える少女。 「……なんで、今なんですか。なんで、今更そんなこと言うんですか……!」 けれど、一度自ら離した手を再び取ってもらうには、悠自身が証明してみせなければならない。この先、光莉のことを目一杯抱きしめることも、光莉が夢見た温かな家族を「作る」こともできないかもしれないけれど、それでも――。 「なあ、藤宮。俺は、お前のことが好きだ。きっと、この世界で誰よりも」

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これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    匿名

    無料版購入済

    金賞受賞作品だから3巻まで確約されてるので、3巻まで出るのは間違いなかったわけだけど、今月発売の3巻で完結です

    1
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

     もう、胸キュンの感動がヤバい……!
     そして北条さんがモノローグで記す台詞回しが、いかにも私の同世代ネタが多くてニヤリとしました。笑 

     アセクシャルという概念は初めて知りました。
     私は性的欲求と恋愛感情は同じく尊いものであるも考えますが、大勢の人がしていることをしない人のこともまた、それはそれで大切に慮るように意識しています。そのことを隠れ蓑にして暴力や犯罪すら見逃せ!と脅迫する組織は別としますが。※BLMやANTIFA等
     
     逆差別に悪用するような不毛なことに加担する人々はともかくとして、本当に、大勢の人と同じにならないことに不安を感じている個人に対しては、どこまでも、ただその在り様を見つめる者でありたいです。
     
     前向きに生きることが初めから得意な人は、誰かに試されることに怯えません。
     けれど、試され、応えられず、人を傷つけ、自部分が傷つくことに深い恐怖を知ってしまった人は、試されることそのものに怯えるようになる場合があります。
     ゆえに、私は元陰キャの陽キャが好きです。
     オタクにやさしいギャルとか、まさにそれでしょう。
     この人は一度も私のことを試さず、求めず、脅かさない。そのことに気づいたとき、勝手に愛情を感じるのです。愛していると迫られたら、応えられない自分から、傷つける未来を連想して、むしろつらくなってしまうでしょう。逃げ道のない善意の脅迫は、心が弱っているときにはつらいものです。

     一方、私は、フロイトのように、トラウマを生涯のものとするよりは、人は、自分の意志によってそれの「見方」「考え方」「認識」を変えていけるアドラーの理念を信じています。
     私自身、陰キャなので、よーくわかるのです。
     ですが、この世は知ろうとすれば、向き合おうとすれば、意外にも楽しいことはたくさんあると分かります。実際、作中で、無邪気に楽しむ光莉さんを見て、悠さんは素直にそれを好ましく見つめていました。妬んだりしないのです。意外と。悪意のない純粋な喜びや幸せを見たとき、人は、素直に自分もそうあれたらと思えることがあります。

    「あなたにも出来るよ」
     は、呪いにもなりかねない危うい言葉。
     けれど、先に挙げたように、試さず、求めず、脅かさない人に、勝手に愛情を感じ始めたら、今度は、試してもらいたい、求めてみたい、近づいてみたいと、思えるようになることもあるのです。
     そうなったときにまで、かわいそうだから、気を遣ってあげないといけないから、と、距離を置き続けるのは、せっかく進もうと決めた尊い勇気を、花開こうとする美しさを、枯れさせてしまうことにもなりかねません。
     
     今悩んでいる人に、わたしから促すことはしません。
     ですが、今ここに挙げましたように、自分からある人に勝手に愛情を感じ始めたのなら、、、どうか、その勇気だけは、自分自身の素直な気持ちだけは、大切にしてあげてください。
     傷ついてでも、好きになる。
     そんな誰かに出会えた自分を。そんなにも人を好きになれた自分のことを。一番、愛してあげてください。イマジナリーフレンドは症状などではなく、自分で自分を励まし、癒し、共に進んでいくための大切な絆だと私は考えます。
     自分こそ、最大の味方です。
     どんなときも裏切りません。



     アセクシャルをはじめ、自分自身のことで悩み、よくわからないものについて考えがまとまらず、つらい想いをしている全ての人へ。

     この物語が処方箋となり、元気の、希望の源となってくれることを祈ります。





     ※
     以下、ネタバレを含みます。
     上述も十分散文ながら、それ以上に、個人的雑記となっております。
     時間の許す方のみお付き合い願います。





    ・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・








     はぁ〜、マヂムリ好きすぎてしんどい♡♡
     という心地です!笑笑

     読み始めてすぐに確信しましたし、最後の雪合戦のエピローグとか、完全にLALALA LOVE SONGが頭に鳴り響きましたよ。笑
    主演は小野賢章さん&茅野愛衣さんに決定ですね!ReLIFEの面影がすんごい!照♡♡ 言ってて気づきましたが、作風が夜宵草さんにとても似ているのです。女性作家さんが思い描く恋模様って、どこかそうした共通点があるのかしら。ほんとすき……♡



     杉山くんと和田くんも、かなり悠さんに入れ込んでるあたり、「なにたべ?」読者の皆様は、ちょっと薔薇色な妄想が間に挟まったりしたのでしょうか。笑 ブロマンスといわれますように、男同士が、試し合って認め合う展開は、GとかBとかの前に、そもそもかっこいいと思っております。一言にすると、アツい。
     皆と違うから異常なのかよ?と光莉さんを指しているかのような遠回りな試し方をする杉山くんの言葉も、意味深で、読者さんの気持ちに寄り添うような素敵なメッセージだと思いました。和田くんも、悠さんを嫌っているどころか、実はかなり羨んでいるのでしょう。光莉さんに似て、他人を演じ続けてきたということは、光莉さんが彼を愛してしまったように、和田くんにとっても彼は好ましく見えるのでしょうから。それだけに嫉妬も強いのがまたかわいい。あれ?これどっちに嫉妬してるのでしょうか? このあたりも、夜明了さんと海崎新太くんに似ていてニヤニヤします。※ReLIFE



     先日第二巻が発売されたばかりなので、ここからどうなっていくのか、とても楽しみです。

     読者の皆さんに向けて、明確な意図を持って執筆活動を続ける北条連理さんを、心より尊敬いたします。
     そして、ひとりでも多くの人たちが、希望を持てることを祈ります。

     素晴らしい名作を読ませていただき、ありがとうございます!




     最後に、脳内劇場、配役紹介です。
     敬称略。


     悠:小野賢章 or 江口拓也 or 寺島拓篤 or 石谷春貴

     光莉:茅野愛衣 or 伊藤美来 or 米澤円 or 戸松遥

     杉山:木村良平

     和田:内田雄馬 or 宮野真守 or 小野大輔


     お母さんや、大島くんなど、他にも何名かいらっしゃいますが、ここではいわゆる「メインキャスト」のみのご紹介。

     ざっくりで申しますと、
     ReLIFE、がんばっていきまっしょい!、安達としまむら、WhiteAlbum2、IDOLYPRIDE 等からお招きしました。

     光莉さんのこじらせ具合は実にしまむらさんに似ているので、伊藤美来さんは適役なのですが、もう、ね、ReLIFEキャストがハマりすぎているので、このメンツで映像化して欲しいとつくづく祈っております。
     推しが脳内劇場で芝居を繰り広げる。
     眩しいですか?わかります(feat.スタァライトなキリン)

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    『アセクシュアル』である主人公の男子大学生・寺田悠と、特異な家庭環境を抱え、孤独感を抱くヒロインの後輩・藤宮光莉との心の触れ合いを描くラブストーリーでした。作品を通じ一貫して「普通」とは何か、そしてそこからはみ出したものは「偽物」で「異常」なのかという問いが投げかけられ、「普通じゃない」と自覚している悠が苦悩する姿には、心を突き刺されるような思いがしていました。それぞれの欠けた部分を埋めるように、お互いの存在を求め合う悠と光莉が辿り着く関係は、どんな形をしているのでしょうか。続きが楽しみな新シリーズです。

    0
    2024年06月25日

    Posted by ブクログ

    主人公が“恋愛したくない”ではなく、“近づきたいけど踏み込めない”タイプなのが、よくあるラブコメと違って良い。ヒロインとの距離感、人恋しさと恐れの揺れが、関係性ドラマとして面白かった。

    何気ない会話から互いの好意を探って、告白していいかな?両想いかな?って探るの、正に恋愛の醍醐味だよねー!

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやあ、すごいわ。
    なんと言うか今年読んだ中で最大のすごい作品に出会ってしまった。ほんとよかった。

    大学生の男女の恋物語なのだけど、互いに過去を拗らせていて、いろんな問題も抱えていて、それでもどうしようもなく親しくなっていく過程の楽しさと、やっぱり来た破局の危機と、そしてその挙げ句に辿り着いた結論の温かさ。
    あと特筆すべきはその会話文の楽しさ。
    超絶面白くて読んでて知らず笑いが漏れてしまうと言う最近では珍しい経験をしてしまった。それだけでもすごい。
    しかもこれが作者のデビュー作らしい。まじか!凄すぎるんだけど。
    いやあ次の巻を早く読みたくなった。

    0
    2024年09月14日

これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 1 の詳細情報

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