あらすじ
昔は陰キャで、今は飲キャとなった廣井きくり(25歳)。お酒と音楽があれば人生は楽しい!お正月は志麻の実家で飲み、ある時は大吟醸きららを飲み、またある時は大自然の中で飲み……一方、お酒が抜けると――?大反響のシラフ回や、STARRYでのバレンタインチョコ紛失事件を収録。大ヒット漫画『ぼっち・ざ・ろっく!』初の公式スピンオフ第3巻!!
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基本的に大きな流れが決まっている訳では無く、短編集的なれど本編ともシッカリとリンクしている外伝なので、シック・ハックと周囲の面々の多様な感じが見られて面白い。
コミケ、正月、楽器店、ゆるキャン、etc…。
風邪を引いたきくりへの断酒計画と、バレンタインチョコのミステリーが今巻の推しです。
いつもホロ酔いのきくり、実際に事件に巻込まれたら、自らのアリバイを証明する事すら難しいんだろうか…
癒やしがいっぱい
たくさんの日常感が描かれています。
僕も音楽をやっていたので読めば読むほどこんなバンド仲間がほしかった〜〜〜って
すごくなります。
この作品もぜひともアニメ化にしていただきたいです!!!
4巻もはやく読みたい〜〜〜!!!
Posted by ブクログ
きくりって素面に戻った時とかに表情が消える事が有るけれど、コスプレさせられて表情筋が死ぬ場面はある意味レアだわ(笑)
その隣で恥ずかしさのあまりスカート抑えている志麻もレアな姿では有ったけども
本作はきくりによる酒クズエピソードが大半を占めていて、呑んでいる酒よりも呑んで何をしてしまったかが描かれる事が多い。それだけに美味しい酒を呑む為にきくりが安酒を我慢する19話は珍しい回となったような
そりゃ確かに美味しい酒が手に入ったら、美味しく呑める状況を整えたいもの。ここで酒のアテを入手するに留まらず、美味しく呑めるよう身体を整える様子はきくりにしては本当に珍しいものだね。あの大吟醸を呑む為の費用をいつから準備していたのやら
これじゃまるで普通に飲酒マンガのよう。というか、きくりならこの準備工程の何処かで手痛い失敗をすると思っていただけに普通に味わう様子には驚かされたよ
それだけにちゃんとオチが付いたラストには逆に安心してしまったけども
あと、あんまり話とは関係ないけど、美味しい酒が手に入った時に皆と呑むのではなく、一人呑みを選択する辺りにきくりの本性が現れている気がしないでもない
ただ、きくりの更なる本性が現れるのはその後の話だね
本編でも酒が完全に抜けた事で大人しくなるきくりって描かれたけど、あの状態って病気になる事でも再現されるんだ…
読者にとっては意外な姿、志麻にとっては記憶揺さぶる姿。そこで昔のきくりが戻ってきたと懐かしがるのではなく、断酒させる為にあの手この手を尽くすのは面白い展開
それだけにオチには残念な想いを抱くのか安心させられるのか。志麻やイライザの健闘を受けても自信なさげで、あれだけヨイショされなきゃステージ上がれなさそうだったのに、いざステージへ行けばいつもの酔いどれきくりに戻っているとか、もう彼女と酒を切り離すなんて出来ないのだと実感させられるよ…
本編において一つのハードルとして描かれた未確認ライオット、こちらではSIDEROSが直面した試練として描かれているね
本編ではヨヨコが結束バンドに引き摺られるようにして申込みを決めた。それだけにこうしてメンバー間の温度差が描かれるのは本編では見られない姿といった印象
けど、ヨヨコのやる気が突出しているのは事実ながら、メンバーがそれを疎んじたりせず、それぞれの遣り方で練達を目指すのはいい姿だね。…ここで手本とするのがSICK HACKであるのって果たして大丈夫なの?って聞きたくなるけども。特にきくり・幽々組なんて演奏の練習法じゃなくて、きくり宅の幽霊物件を楽しんでるだけでは…?
てか、ここに来て凄い情報が出てきたね。これって本編で触れてたっけ…?てか、もし本当に優勝者なら本編できくりがケバブ売ってたのってもしかしなくても妙ちきりんな事態だったのでは……?
だって過去の優勝者が屋台でケバブ売っているって、意味判らんでしょ……
Posted by ブクログ
Webサイト「COMIC FUZ」で連載中のくみちょう(漫画)、はまじあき(原案)の「ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記」の第3巻です。「ぼっち・ざ・ろっく!」に登場するSICK HACKの廣井きくりを主人公にしたスピンオフ作品。イライザのコミマ参加を全力で助けるきくりと志麻がかっこいい。また、みんなでキャンプに行っても、きくりの絵面だけおかしい。それでも実力のあるSICK HACKは後輩に慕われています。バレンタインチョコの件、悲しい事件だった。そして、素面のきくりが可愛い。同じ人間なのか?