あらすじ
歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録……。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。
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Posted by ブクログ
「歴史には裏がある。歴史には闇がある」、そして「歴史は勝者によって書かれる」はチャーチルの言葉だ。そこから見えてくる歴史家磯田氏の見えざる世界と逸話・真理(気になる史実・かもしれない事実)をかいつまんで見た。
ー明智光秀は土岐氏一族の出身ではなく朝倉から細川家、その後織田信長に仕えた
ー豊臣秀頼の実父は秀吉ではない(中国出兵の際に淀殿が懐妊しており、秀吉は祈祷師を追い払い周辺の男女30名を火炙りの刑に処した)
ー家康の二条城建築物を小さめにした(家康は当初「大きすぎる」と怒った、その理由は敵に取られた時に困る)
ー江戸の売春価格は600文(3万円)、江戸の宿泊代は1日あたり400文(2万円)、江戸と大阪往復約40日の旅費は食事・宿泊等含め80万円かかった
ー鼠小僧は「義賊」ではない。武家屋敷の女奥だけを狙い大名119家に侵入、強奪、酒食遊興と賭博で散財。庶民にばら撒いてはいない
ー最後の女性天皇、後桜町天皇(1770年3月に引退)