【感想・ネタバレ】咲-Saki- 27巻のレビュー

あらすじ

命運を賭けた少女たちのぶん殴り合い、加熱…!!
インターハイ決勝、天王山。前半戦は大星淡が圧倒的だったが、後半戦は開幕から宮永咲が加速する。命運を賭けた少女たちがしのぎを削る大将戦は残り7局…。果たして、勝敗の行方は――!?
(C)2026 Ritz Kobayashi

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Posted by ブクログ

先鋒戦で大暴れが繰り広げられ決勝戦の期待が膨らんだけど、以降の卓は先鋒戦に比べれば大人しく。そうして少しだけ萎んでしまった期待感を裏切らない対局模様が大将戦では繰り広げられているね!
前巻における淡を封じる対局者達という構図の時点で凄まじかったのに、この巻では咲が冒頭からとんでもない事をしてる……!2連続嶺上開花が0.001%以下なら4連続はどうなっちゃうの…?しかもそれを淡の支配が及ぶ状況でやってみせるのだから狂っているとしか言い様が無い…

けども、大将戦の卓に居るのは咲と淡だけではない、この大将戦では静かな印象の穏乃は咲の連続和了を華麗に止めてみせたね
驚きはその際における能力発動現象か。これまでも対局者に何らかのイメージを持たせる能力は有ったけど、イメージ空間に取り込んだ上で互いに会話まで可能なんて他に居なかったような…。これ、軽く別世界作ってますね……

しかし、対局が進めば明らかになってくるのは本当の怪物は何者かという点。いや、別の意味で判らなくなってくると言えるかも知れないが

言葉や思惑は発しても成績は穏乃よりも大人しかったネリーが勝負の決め所として設定していた南一局が訪れた際、彼女という怪物の真価が発揮されたね
ネリーがこれまで自身の能力として語ってきた『運』がどのようなものかあまり理解できていなかったのだけど、彼女の説明に拠ってある程度得心がいったよ。つまり『運』とは運命操作のような能力なのか
結果論としてネリーにとって最高の状況、それを作り出せる最高の能力と言えそうだ

そんな反則能力に常人が対抗するのは難しい。けど、卓に集う者に常人なんて居ないわけで
ネリーは確かに恐ろしい和了を成し遂げた。それでも「七姉妹」を破壊し、彼女に冷や汗を掻かせる淡は恐ろしいものですよ!
いや、てかその状況を作り出せる淡の能力が何よりも恐ろしかった気もするが。あれってつまりは卓のリフレッシュ能力みたいなものか?卓に及んでいた支配能力をそのまま強制解消できる、みたいな…?支配能力者が支配解除なんて使うんじゃないよ…。一人で幾つの必殺能力を持っているのさ……

これ、大きいのは絶対強者のつもりだったネリーの自信が完全に粉砕された点だろうね
大将戦の卓に集まった者は誰しも自分の実力に一定の信頼を置いているし実際にそれだけの能力がある。だから能力が打ち破られた際に常人以上に衝撃を覚えてしまう。そうすれば打ち筋は大きく荒れ、付け込む隙は大きく増える
点数で先行する臨海女子をトップから引きずり落とす好機が見えてくる

そうして展開された淡の逆襲劇は爽快感がありつつ、同時にまだまだ大将戦の結末は判らないぞと思わせてくれるものでしたよ!

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2026年04月12日

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