【感想・ネタバレ】物語 江南の歴史 もうひとつの中国史のレビュー

あらすじ

「中国」は古来、大陸に君臨した北方「中原」と経済文化を担った南方「江南」が分立、対峙してきた。湿潤温暖な長江流域で稲作が広がり、楚・呉・越の争覇から、蜀の開発、六朝の繁華、唐・宋の発展、明の興亡、革命の有為転変へと、江南は多彩な中国史を形成する。北から蔑まれた辺境は、いかにして東ユーラシア全域に冠絶した経済文化圏を築いたのか。中国五千年の歴史を江南の視座から描きなおす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

20260528-0609 出だしから読みやすい。「一つの中国」というのは昔も今もバーチャルなのかもしれない。毛沢東も湖南人だった。中国五千年の歴史を江南の視座から読み解くのはなかなか刺激的だった。多様多元的な中国を中国自身が纏めあぐねているのではなかろうか、というのは著者の視点だが、一国二制度といいつつ香港を大陸側に包摂してしまおうとする中国共産党政府の意図もわかるような気がする。そして、台湾はやはり「中国」なのだろうか。

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2026年06月09日

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