【感想・ネタバレ】八十日間世界一周(下)のレビュー

あらすじ

汽船、汽車、象と、あらゆる乗り物を駆使し、次々と巻き起こる障害を乗り越えていくフォッグ氏たち。インドで命を助けたアウダ夫人も仲間に加わり、中国から日本を目指す。しかし、酒とアヘンに酔った召使いパスパルトゥーはフォッグ氏と離ればなれになってしまい、最大のピンチが訪れる! 次々と巻き起こるアクシデント、ぎりぎりのスケジュール……果たして旅は成功するのか!?【光文社古典新訳文庫】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻の冒頭で召使パスパルトゥーが横浜にたどり着く描写があり、作者(フランス人)の目を通した日本の描写が新鮮なものに思えた。

世界旅行は困難とトラブルの連続だったが、主人公のフォッグ氏の意志の強さ、寡黙な性格に潜む優しさに私自身も心惹かれていった。
最後までドンデン返しが絶えない作品であったが、それがまた面白かった。日付変更線をまたいだトリックは、船路が主流であった19世紀ならではのものかと感じられ、そこがまた面白かった。

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2012年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅の終わりの下巻。横浜・アメリカ大陸でイギリスにもどってくるまでの行程が描かれている。アメリカの鉄道での決闘でフォッグ氏の豪胆な一面が垣間見られる。映画とほぼ同じ展開で進むが、ラストのパスパルトゥーの登場&改革クラブの紳士が言った、「This is the end,」的なフレーズはなく、映画の脚色とわかった。アウダ夫人と最終的に結ばれるので、そこは淡い恋物語の要素が加わって物語を際立たせてくれた。

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2011年09月21日

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