あらすじ
菅原孝標女の名作「更級日記」が江國香織の軽やかな訳で甦る!東国・上総で源氏物語に憧れて育った少女が上京し、宮仕えと結婚を経て晩年は寂寥感の中、仏教に帰依してゆく。読み継がれる傑作日記文学。
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Posted by ブクログ
高校古典で序盤の一節を学んだ影響で、作者は源氏物語がめちゃくちゃ好きなひと、という印象ばかりだった。しかし実際に読んでみたら、物語に耽っていたことをなんだか悔いているようだったので驚いた。
だが、やはり物語はお好きなようである。訳者あとがきで指摘されていた「旅行中に伝え聞いたお話に文章を多く割いていて、どれほど物語が好きなんだと思った」という指摘は成程で、物語好きな江國さんらしい着眼点だと思った。
Posted by ブクログ
読みやすくてよかった。
昔の人の自然に対する心の寄せ方、みたいなものへの理解が深まった気がする。
東京というか、現代社会で大人として生活していると、足を止めて心を動かす時間はみたいなのがないよな〜
小さい頃はもっと木とか石ころとかとの距離が近かった気がするんだけどな〜
物語に熱中し、ありがたそうな夢をみては無視する、みたいなのを繰り返していて、後悔していると書いてはいるものの、ネガティブな感情がそこまで伝わってこない。
だって物語に出会わない幼少期は選べないって作者もわかってそうだし。
有名な古典をわかりやすい口語訳で読めるのはありがたい。これからもいろいろ読みたい。