あらすじ
舞台は異世界、霧の街・オスタス。スレイリー・ドラゴン誘拐事件で一躍その名をあげたはずのマルタだったが相変わらず貧乏だった。そんな折、オスタス市民に愛される、怪盗ドクトル・バーチが突如消息を絶った……。
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Posted by ブクログ
順番間違えてこれを3番目に読んじゃいました。
なのに書くのを忘れてました。
いつ読んだんだっけ・・・・わからないから今日にしてしまえー。
ラーメン持ったアウレカが最高に笑えました。
(09.07.24)
Posted by ブクログ
いつのまにかリッツとジョセフ犬が登場。
短編を読んでいないからちょっと話が飛んでいる。。。
発行順番ってどうなっているんだ?
バーチ。
この作者さんの作品って
巻き毛美女が男の人に返信するパターン
前にも見た気が。
ヘタレマルタが少しずつ人と打ち解けていっている事
成長していっている事が楽しい。
あ、ひさびさアウレカの登場も楽しかった!
カードバトルしたことないけどそれっぽく感じられて
とってもかっこ良かった。
バーチのキャラが中性的すぎていまだつかみきれず。
というか、繕いすぎててよくわからず。
最終的にマルタとくっつくことは薄々感じるため
今後ふたりの関係性がどう変わっていくのか
楽しみ
Posted by ブクログ
ここに来て初カードバトル。設定だけなら単純にアクションとかファンタジーに行きそうなのに日常風景や心象に重きを置いてくれるのがマルタ・サギーの憎いところです。マルタとリッツのコンビが可愛い。
Posted by ブクログ
シリーズ第2巻。通して読む場合は『マルタ・サギーは探偵ですか? A collection of s.』を先に読むべき(私は2を先に読んでしまい混乱しました)ジョセフ犬がすんごい可愛いです。
Posted by ブクログ
“「兄さんは手段を選ばない。派手なことが好きな人だから、事務所に火をつけることぐらい平気でするだろうね。そうなる前に僕は自分で兄さんを捜して、彼の前に出なくてはならないのかも知れないのだけど、出来れば見つけたくない」
「だから、オスタスに係累のない僕のとこにトーリアスが君を預けたのか」
「うん」
だってマルタなら。
親も兄弟も友人もいないんだから。
とばっちりでマルタが死んでも、ふつうにオスタスで生活している人よりも全く被害が少ないから。
「あーなるほどねぇ。そっか。でもさ、リッツ。いいんだよ。別に」
マルタの言葉にリッツは視線を上げてマルタを見つめる。
マルタは笑っていた。”
カード戦争の詳細と徐々に明らかになる敵対組織の存在。
アウレカとのやり取りがすごく笑える。
面白さと懐かしさとが相まってちょっと泣きそう。
“「仕方ないか」
マルタはいかにもイヤそうに言う。リッツは横で苛つく。
「いや、いいカード引いたって喜ぶとこだろ、ここは」
「ああ、うー、ああ」
「他に使えるカードないんだからやれ」
息がかかるほど近くに顔を寄せてリッツは目を見開いて凄む。
「やれ」
「……ハイ」
マルタは押し負けてさもイヤそうにカードを場に置く。
「僕のオーダー……あーやだ」
「やれってば!」
死相が浮いているマルタのネクタイを掴んでリッツががくがく揺らす。
「『救援』。既知の任意の人物をここに呼び寄せる。……対象は、あー、」
言いごもるマルタをリッツが睨む。
「アウレカ」
「えっなにあんたアレと知り合いなの!?」
リュウカが、真っ青になって叫んだ。”