あらすじ
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】
「誕生日おめでとう、リコリス」
婚約者のロベルトから贈られたのは、双子の妹と同じプレゼント。
彼は五年前妹の我が儘によって交換させられた婚約者だった。
リコリスはロベルトとの仲を深めていったけれど、彼は妹のほうが好きではないかと思い続けている。
今年の誕生日、妹は再び「私、やっぱりロベルトと結婚したいわ」と言い出して……。
寡黙で思慮深いロベルトの本音とは?
そして、交換して妹の婚約者となった初恋の相手・ヒューゴも「本当にこいつと結婚するのか? それとも、俺と?」とリコリスを求めてきて──!?
感情タグBEST3
二度も婚約者を交換というのはさすがにダメでしょう。自分のわがままを貫き通す妹とそれに従わされる姉。やはり結婚するなら気遣いができる姉の方ですね。超不器用なロベルトが結婚に前向きで、結婚後に溺愛全開できるとは。恋とは素晴らしい。
良かった!
双子の妹のわがままで、婚約者を譲る事になったヒロインが、ちゃんと認められて幸せになるお話。
やっぱり見てる人は見てるんだなぁと読んでて幸せになりました。ロベルトもヒューゴもとても素敵で、ヒューゴには本当に幸せになってほしい!
情けは人の為ならず
虐げられていても、人への思いやりを忘れなかったリコリス、そのリコリスから自分の良いところを認めてもらい人への思いを育てたロナウド、伝えることの大切さ感じる。人への思いやりを忘れてはいけないこと、自分の言葉が相手にどう思われるか、出した言葉が取り消されないものであることをしっかり考えて言葉にすることの大切さ考えた。
撒いたものしっかりそれぞれが刈り取ることになりスッキリした。
いつの時代も
"お姉ちゃんなんだから我慢しなさい"
この台詞は呪いみたいに嫌ですよね。私も覚えがあります。お姉ちゃん、って言っても、まだ子供なんですよ。それが続けば、段々期待しなくなるし、自分の存在価値も分からなくなってくる。
ヒューゴにとって、リコリスは本当に好きで唯一無二だったのでしょう。婚約者の交換があと三、四年後だったら、駆け落ちしてたかもしれませんね。
ヒューゴはもう結婚する気が無いのでは?
もし、公爵家から迫られても、お相手に愛情がもてるのかな?リコリスには、幸せになって欲しいけど、忘れられたくないのでは?
匿名
なんでも自分の物になると思うのは、本当に愚か。結果、ということでもないけど ロベルトの愛もヒューゴの愛もリコリスに向いている。
ただ、彼らもリコリスへの愛の伝え方がちょっと独りよがりだね。みんな若いねぇ~
双子の妹になにもかも奪われる人
読んでて、ムカつく奴らの最後がざまあ!です。スカッとしました。ヒューゴのその後の話も書いて欲しい!読みたいです
双子の妹に振り回される姉と両親。そして婚約者。
でも、最後は、気遣いのできる姉が幸せに。
なんか、キーキーしたお話だったけど、ヒロインと、2人の婚約者は、可愛かった。