【感想・ネタバレ】命もいらず名もいらず 下 明治篇のレビュー

あらすじ

徳川慶喜の意向を受け、西郷隆盛と談判、和議をまとめて江戸無血開城への道をつくった山岡鉄舟。清貧をつらぬき、志高く図太く生きた、最後のサムライ。その堂々たる生涯を直木賞作家が描く、渾身の超大作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「お腹がすいたら、心を満腹にしなさい。」
心の底からこんなこと言えるってすごい。
鉄舟のような人は、身内には欲しくないけど(笑)、人間としては学ぶことが多いなぁ!

あ、あと、牧の原台地をお茶畑として開墾した人でもあったんだ!
意外と知らない地元のこと、ひとつ知識が増えました☆

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2013年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旧幕臣、剣術を学び無刀流を創始。江戸で浪士隊を結成した山岡鉄舟の生涯を描いた歴史小説。
江戸無血開城へと導いたとされる勝海舟と西郷隆盛の会談は、聞きかじっていたが、
戊辰戦争の際、勝海舟の意を受け西郷隆盛を説得し、講和条件のすべてを決め
根回しというか、仲立ちをした立役者が、山岡鉄舟であるというのを恥ずかしながら知った。
西郷は云う「命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困りもす」と、
後年、新政府に出仕し静岡、茨城、伊万里の県知事を経て侍従となり明治天皇の側近となり
禅と書と剣術をひたすら極め、どこまでも真っ直ぐな心意気に共感する。
歴史小説にハマりそうだ!

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2010年12月19日

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