あらすじ
保元の乱でその力を世に知らしめた清盛は、1159(平治元)年、信西暗殺に端を発した争乱「平治の乱」で盟友・源義朝と太刀を交えた。勝利した清盛は、武士として初めて公卿(くぎょう)となり宿願を果たす。太政大臣までのぼりつめた清盛だが、古い政治体質に失望し、わずか百日で辞職。出家後、福原に移り住み、宋との交易を中心とした理想の都づくりをはじめる。シリーズ第三巻。
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Posted by ブクログ
保元の乱後のお話。というか本が出るのが遅いっ!TV放送の映像が先行してしまったのは個人的にはいただけない。できれば先に活字で頭入れてから映像を観たかった感。
前巻ほどのドキドキ感はなかった。
少しづつ欲が出てきた成親の微妙な心情、描かれ方が非常に上手いっ!鹿ヶ谷の陰謀あたり楽しみ。
不遇な頼朝がこれからいかに政子にはげまされ立ち上がり源氏復活に導くか。今巻最後のほうで政子が描かれはじめ、最終巻が楽しみにはなった。