【感想・ネタバレ】平 清盛 一のレビュー

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Posted by ブクログ

さすが群像劇に強いといわれる藤本有紀。筋立て、キャラクター描写、周辺アイテムの生かし方など、どれも見事に押さえられている印象。早く映像が見たい気にさせる。

でも、敢えてまだ読まない方がよりドラマを楽しめるかも。いい意味でまさに悩ませる1冊。

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2011年12月11日

Posted by ブクログ

平清盛 一、
作 藤木有紀

平清盛 幼少期は、平太、元服を受け、平清盛となる。
彼は、養子として平忠盛の元で育つ。
王家の犬と呼ばれた平氏一族は、上皇の指示に伴い、海賊や盗賊を撃退する事が主な仕事であった。その為、血のにおいを体に漂わせることもしばしばあったとされている。
そんな中、海賊父親が殺されたがために、復讐をする息子が現れる。平清盛は、彼を倒し、仲間にする。

ところで、物語は、刃とのやり合いだけでなく、恋物語もある。
当時独特の歌で手紙をやり取りし、歯がゆい気持ちも多々出始めるが、平清盛は、紫式部の一族である明子と結婚をする。一方、平清盛の家臣である佐藤義清は、上皇の一族に恋をし、失恋し、出家する。
そして、清盛もまた、平清盛の家内である明子が疫病にかかり、死に至り、大切な人を失うことになる。清盛にとってとてつもない最期を迎える形になった。
月日は流れ、源治一族の源義朝(源頼朝の父親に当たる)は、東側で兵力を拡大し、徐々に力をつけていった。
2巻目は、平氏と源氏の波乱が予想される。

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

ドラマとシンクロさせつつ読みました。

ドラマではわかりずらかった登場人物の心の中がわかってよかったです

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2012年09月24日

Posted by ブクログ

2012年NHK大河ドラマノベライズ本。
いつぞや、TVで拝見して、凄く細かく神経を使われる方だなあーと感じさせて頂いた藤本 有紀さんの脚本。

清盛の出生から、友との出会いと別れ、妻、明子との出会いとわかれ、朝廷・貴族・武士・平民との関わりそれぞれの人物の描写が文章で伝わってくるのが心地よい。
には、聞き慣れた和歌が随所に見られ、文面も美しい。

第1章から第11章までの物語。撮り溜めになってる映像が、とても楽しみです。

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2012年02月24日

Posted by ブクログ

2012年NHK大河ドラマ『平清盛』の
公式ノベライズ本の第一弾。
人物の描写が、非常に繊細で秀逸。清盛はもちろん、三上博司さんの鳥羽上皇など各人の葛藤や苦悩が良く伝わってきます。映像で早く観たくなります。
今までに無い新しい『清盛』像を感じられる作品になりそう。
個人的には、中井貴一さんの忠盛のゴッドファーザーぶり、伊東四朗さんの白河院の不気味ぶり、加藤浩次さんの兎丸の海賊ぶりも今から楽しみだ。

■印象に残る部分を以下抜粋
第一章P18
『子どもが遊ぶときは、時のたつのも忘れて、目の前のことに無心になりまする。生きるとは、ほんとはそういうことにござりましょう。うれしいとき、楽しいとき。また、つらいとき、苦しいときさえも。子どもが遊ぶみたたいに夢中になって生きたい。』
舞子が忠盛にかけた言葉で、悩める忠盛の心のひだに触れ、二人の気持ちが近づくきっかけになった感慨深いシーン。

第一章P26
『おのれにとって生きるとはいかなることか。それを見つけたとき、心の軸ができる。心の軸が体を支え、体の軸が心を支えるのだ。』
忠盛が船上でよろけるまだ幼い清盛にむけて諭した言葉。自分の目標を見つける事、ぶれない心、そして心技体の重要性を説いたシーン。

■映像で観たいシーン
第六章 『西海の海賊王』
パイレーツオブカリビアンを彷彿させるだろう船上の戦闘シーン。加藤浩次演じる海賊頭領の兎丸の演技ビジュアルに注目。

第十章 『義清散る』
京随一のもののふと呼ばれた佐藤義清が乱世の舞台に立つことなく、出家し、世捨て人となるシーン。藤木直人演じる義清が自ら切った断髪の乱れと、そこに舞い散る桜の花びらのコントラストが、はかなくも美しく感じさせるだろう映像が楽しみ。

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2012年01月26日

Posted by ブクログ

2012年大河の公式ノベライズ本。「群像劇が得意」という鳴り物入りの脚本家さんだけあり、個々の人物の描きかたが格段に巧いというのが第一印象。とりわけ鳥羽上皇、佐藤義清の人物像が非常に綿密に描かれているように感じた。待賢門院璋子はむずかしい役どころ、檀れいさんに期待。三上博史演じる鳥羽上皇の苦悩、さらには藤木直人演じる義清出家の回が今から楽しみでならない。摂関家の怪しい雰囲気も絶妙。と平安好きとしてはたまらない内容。もちろん平家・源氏それぞれの群像もよく構成されているなあと感心。

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2011年11月30日

Posted by ブクログ

NHKのノベライズはまず外れないね(^^)平清盛でキュンキュンするとは思いもしませんでした!( ´ ▽ ` )ノ今様の君も破天荒に登場。なかなかのキワモノキャラですね(・ω・;)

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2013年07月10日

Posted by ブクログ

あまり数字は取れていないみたいですが、『平清盛』のノベライズ本。スタート当初のシーンを思い出す。引き込まれるのは間違いありません。

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2012年11月22日

Posted by ブクログ

ノベライズ本ってほとんど読んだことなかったけど、
本当にドラマの脚本そのままって感じなんですね
ナレーションまで入ってるのに驚いた

見てから読むのもいいけど、私は読んでから見る方が好きな派なので、
来週から、映像化がより楽しみ

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2012年02月01日

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