あらすじ
佐原ミズが描く、小児科医と親子の心に染みる物語。
妻を亡くし、幼い二児の育児に振り回される羽根田。ある日、息子・みちるの幼稚園でウイルス性胃腸炎が流行し始めたとのお知らせが! 周りの怯えた様子を不思議に思っていたところ、一家全員が発症してしまい大ピンチに!? 幼稚園からもらったマニュアルは一つもこなせず、小児科医・ブッキーのもとで思わず弱音が漏れ出してしまう…。そんな時に、ブッキーが羽根田にくれた言葉とは——。
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匿名
子供が優しい
クスッと笑えるだけじゃなく、泣いちゃいました。
不器用なハネチンや、親切で個性的なブッキーが素敵なのは当たり前なんだけど、みちる君の子供らしい発想と優しさがとても好きです。
私には子供はいないけど、とても勉強になります。
ブッキーのお友達、結局どうなったのか…ブッキーがお医者さんになったってことは??
Posted by ブクログ
最初はちょっとはらはらして読んでいたが、
妻はやっていたと気付けたこと、
ブッキーのアドバイスに従い周りに相談したことが
とても偉いと思う。
小林くんのエピソードも泣けてしまう。
この先もっと掘り下げられるだろうか。
おじいちゃんも恰好良かった。
自分を気にかけてくれた人がいると思えることは
本当に強い。
ママ同士の交流がなにかあった時に生きるのは
本当にその通りだ。
知らない人同士だとこじれることも
知っているとお互い様で終われることもあるだろう。
とは言え道を塞いでおしゃべりするのは感心しないが。
運動会の練習をちゃんとしないのが腹が立つ
という正義感もすごいけれど
フリーズしてしまう理由が知らない人が怖いであり
ちょっとずつ知っている人になれば怖くなくなると
子供なりに解決方法を見出し、周りの子達もそれに協力してくれるのが素晴らしかった。