あらすじ
図書館の本棚から王太子シグウェルが落ちてきた!?貧乏伯爵令嬢エリアーナが持ち前の勘の鋭さで彼を助けたら、その能力を買われ公式寵姫に抜擢される。孤独な彼を懸命に支えるうち、二人の距離は近づいて――。組み敷かれ、甘く口づけられる。焦れた身体の最奥を貫かれ、快感に心まで蕩けて。「どこにも行かず俺の側にいてくれ」真摯な求愛は身分を超え、最高に幸せな溺愛結婚へ!
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面白い!
王太子が好きな幼馴染のヒロインは、勘が鋭い子で上手く使って「なんとかなる」と前向きに生きています。
上手く潜り抜けて行くところが頼もしく、気になって一気に読んでしまいました。
王太子が諦めずに頑張ってくれて良かったです
棚から王太子
とても勘が鋭いというヒロインの活躍が良かったです。ただ良くない境遇で育った為に諦め癖がついているのがなんとも…逆境に備えるタイプのヒロインですね。対してヒーローの方は最初からヒロインに一途で、諦められないタイプで良かったです。
買って良かった
題名からは頼りないヒーローかと思い、手にとらない作品でしたが、レビューが良かったのと、高評価だったので購入。ヒーローがヒロインに対して一途なところ、そして国民を大切に思うヒーローに好感を持ちました。ヒロインに降りかかった境遇と身分差で王妃へ飛び込む勇気がなく、焦ったさを感じた部分はありましたがハッピーエンドで幸せな気分になりました。購入して良かったです。
エリーが素敵で憧れる
作家さん買いです。
シグウェルも魅力的ですが、エリーがすっごく魅力的でした。
すさまじい勘の鋭さがひたすら羨ましいけど、すっごく疲れるようでちょっとハラハラ。
いろんな出来事にそれぞれの事情があって、それらが切なくて丁寧に描かれてるのもよかったです。
エリーの実家の両親だけはすっごい痛い目を見てほしい気がすごくしますが。
最後はとってもよいラストで大変気に入りました。
よかったねぇ。
Posted by ブクログ
ずっと昔から大好きだったヒロインとの再開。
棚から落ちるといった情けないものだったが、そこから彼女の能力を借りる形でヒロインを公式愛寵なるものに。
およそ事故のように身体を重ねてしまうが、そのおかげでヒロインも自分の気持ちに気づく。
後妻の王妃の謀略で貧民窟に落とされるが、そこからが逞しかった。
産みの親が最低すぎて腹立たしかったが、これから新しい家族と幸せに生きていけるという対比のようで良かった。
ヒーローがひたすらに甘く優しかった。初めは少しヘタレ?と思ったけれど、一線を超えてから吹っ切れたのか溺愛ムーヴで可愛い。
ヒロインも貞淑で最高に可愛い。
面白かったです。
面白かった
とても勘が鋭いヒロインと、幼い頃からヒロインが好きだったが、身分で諦めていた王太子がひょんなことから再開して進んでいくラブストーリー。
ヒロインの勘が、なぜと言われてもわからないけど鋭くて、でも家族や環境の理不尽な大変さで諦め上手になっていて、それでも賢く前をむく姿がカッコ良かったです。王太子も一途でよかった。
この作者さんの別作品が私に合わなくて、買うのを迷ったけど、これは面白かったです。
直感!
ヒロインの直感欲しい〜と思った人は多いのでは笑?
どんな状況でも、冷静に受け止めて最善をつくすって言うのは簡単だけど、現実なかなか難しい。
でもでもこのヒロインは毎回毎回知識を駆使しつつ頑張っちゃうんです。
それも冷静に。
そんなヒロインを堪能できました。
匿名
笑うどころではなかった!
題名と桃色カラーの画から、勝手にコミカルなロマンスだと思って読んだのだけど、ヒーロー&ヒロインが王族、貴族でありながら、育ちが大変な環境と家族にもそれぞれ難ありで、かなり勘違いしていたらしい。だけど、結果オーライ(^ω^)
自分をしっかり持っていて、相手のことも考えながら行動できるヒーロー&ヒロインには好感大!特にヒロインちゃんは自分の能力を最大限に活かして、カッコイイ!
画も表紙と挿絵は変わらずキレイで、雰囲気裏切らず。良い意味で間抜けな題名を裏切る、骨組みがしっかりしたストーリーでした。
初恋を貫いた王子様。
身分を気にするヒロイン。
慈善活動だけに勤しむヒロインの両親。
誰も信じられない王子が、ただ一人信じるヒロインを、守り通すって、素敵だなぁ。
ヒーローの淡く切ない恋心から始まる物語。
急に勘が鋭くなったことへの理由はあやふやだったが、ヒーローを救う聖女的な位置づけだろうか。
甘いだけじゃないウィットに富んだストーリー。ただ、大好きな作者様の作品にしては繊細さより力業感が否めない。
ちょっと物足りなさを感じる読後感。
幸せなお話です
王太子の初恋が切ない。さらに周りに信じられる人もいなくて危うい立場で、応援したくなります。思いが叶って良かった。ヒロインは王太子を助ける能力があって、幸せになるのですが、なぜその能力があるのか分からなかった。そこだけ少しご都合主義的な感じでモヤモヤ。でも気楽に読めば、素敵なお話でした。
Posted by ブクログ
最初は王太子の孤軍奮闘な立場に同情はしつつ、初恋に臆病というか不器用な彼を生温かい目で見守っていたのだが、途中からどうしてこうなったな展開が多々。
二人の初体験からして普通じゃなかった。
しかも触手的プレイ(一応夢オチだったが)から唐突に盛る場面に突入してので、正直引いてしまった。
原因はあったにしても、展開が急だし雰囲気もいきなり変わったので、とにかく戸惑った。
中盤以降も、ヒロインが生き残るためとはいえ、まさかのジョブチェンジかつ性格も開き直るというトンデモ展開。
いやあ、びっくりした。
実家でいろいろ揉まれた土台があったからか、変なところで逞しいお嬢さんである。
そんな展開からの終盤は切ない感じでよかったけど、それまでに度肝を抜かれることが多くて、そちらの印象が強かった。
それに、あれだけ男を手玉に取った黒幕さんの断罪も弱い。
度肝抜かれた分を相殺できるスカッと感がもう少しあればなあと思った。