あらすじ
「三億円事件の犯人の息子」であるという大和(やまと)。殺人警官・関口(せきぐち)に冤罪をかけられ逃走するも、何者かの助けもあり、広島県の厳島で関口を捕まえることができた!!しかし、形勢逆転を果たした大和を、最悪の罠が襲う!!彼が疑わなくていいのは、事件を知る老刑事が告げた“誰も信じてはいけない”という言葉のみ――。“はじまりの地”で、大和は新たな真実を得ることができるのか!?
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
はからずも厳島で関口に重症を負わせて捕らえることに成功した大和たちだが、今度は行動を共にしてきた泰生がついに自分の目的を果たすために動き出す。九州で出会った警官水原を巻き込んで、舞台を東京に移してさらに物語は進んでいく。
帯に「訝しきは全人物」と書いてありますが、いやまったくそれぞれ何を企んでいるのか、謎の多い物語です。4巻で過去の話も出てきましたが、5巻ではその過去編の人物が現代のストーリーにからんできます。目が離せない展開です。次巻も楽しみですね。