あらすじ
伯爵家の使用人アニエスは幼い頃の記憶がなく、感情に乏しいため虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、伯爵家の令嬢の身代わりとして「死神公爵」と恐れられるギルベアド・デッドリックスに嫁ぐこととなる。
しかし結婚する気がない公爵は次の嫁ぎ先が決まるまでアニエスを屋敷に滞在させることに。
恐ろしい噂とは異なり優しい公爵と接するうちにアニエスは少しずつ心を取り戻していく。
そして自身の失った記憶と、隠された能力があることに気付いてく――。
感情タグBEST3
アニエスが一人で来たならともかくギルが一緒にいるのにこの態度。屋敷の使用人たちの程度はその家の主人の程度を表しているのでしょうね。くだらない者の使用人たちはくだらない事をするのでしょう。そしてどうやらアニエスの母も利用されていたような…やはり諸悪の根源はこの伯父。
かつての家へ
使用人として働かされていた屋敷。本来なら弟の娘として育てなければならないところを使用人に落とし、平民の使用人たちからもバカにされ虐められていた場所。そこに真実を聞きに行くなどとても私にはできない。ギルがアニエスに本来の強さと優しさを取り戻させたのだろうか。