あらすじ
伯爵家の使用人アニエスは幼い頃の記憶がなく、感情に乏しいため虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、伯爵家の令嬢の身代わりとして「死神公爵」と恐れられるギルベアド・デッドリックスに嫁ぐこととなる。
しかし結婚する気がない公爵は次の嫁ぎ先が決まるまでアニエスを屋敷に滞在させることに。
恐ろしい噂とは異なり優しい公爵と接するうちにアニエスは少しずつ心を取り戻していく。
そして自身の失った記憶と、隠された能力があることに気付いてく――。
感情タグBEST3
ギル公爵は何を隠しているの?それが言えないために、アニエスにはっきりした事を言えないでいる。そのためにアニエスは悪人たちの手に落ちてしまうかもしれない。う~ん、何とももどかしい。悪い奴らまとめて何とかならないかしら。ぜひふさわしい罰を。そう願ってしまいます。アニエスを苦しめないで。
強くなっていくアニエス
ギルのそばで次第に人間らしさを取り戻していくアニエス。曖昧な記憶についても「判断材料が少ない」としっかりと根拠を見極めようとする。ギルはすでに子供の頃に出会った女の子がアニエスだと理解している。その上で彼女の幸せを考えようとしている。二人の心はもう寄り添いあっているように思えるのだが。次回は下克上、意地悪な妹との再会のようです。