【感想・ネタバレ】現代百物語 悪夢のレビュー

あらすじ

奇妙な赤ちゃんの夢を見る女。モデルの女性が怯える、忌まわしい村のしきたり。留置場にただ一人いた親切な男の意外な過去。叔母を憎み、互いも憎みあう偽姉妹。もう一人の自分に電話を掛ける男。取り憑かれ要員の女。著者がタイのレストランで見た、生々しい夢…。日常からふと顔を出した奇妙な話の数数から、悪魔が見せる夢よりもおぞましい人間の闇が浮き彫りとなる。好評実話怪談シリーズ、第4弾。

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Posted by ブクログ

他の人なら何てことない普通の出来事でも、その奥に潜んでいるかもしれないおどろおどろしいものを見つけて、磨きあげている感じがする。

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2013年05月30日

Posted by ブクログ

夏ですし、ムシムシするし、ということで読みました。ショートショート集、というつもりで、パラパラ読んでたら淡白感があったんですが、これは、そういう読み方ではなく、頭から順に読んでいくものなのですね。考えてみれば百物語は語りなので、順序性はあるなあ。
そうすると、しみじみといい味なんですよねえ。
あたりまえなんですが、全体で一つの作品なんですよ。
怪語れば怪来る。
岩井志麻子、読んでみようかな。まだ読んでないものなあ。

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2012年07月05日

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