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Posted by ブクログ
結構、面白かった。
インタビューをされる側が、ウクライナ戦争に関しては情報戦が行われてて、情報が錯綜してて何が本当か分からない。と言っていて、正直だなと思った。
攻め込んだロシアには非があるのは当たり前だが、アメリカも焚き付けたよね?という内容は、そういう面もあるのかなー。と思わされた。
この戦争が今終わる事でメリットを得る者は誰もいない。というのは、暗い想いになりつつ、そう考えている人がどちらの陣営の上層部にもいるのかな?と思った。
アメリカ側→ロシアの思ったより高い生産力に根負けしたと思われたくない。
ロシア側→このまま戦争して、アメリカ陣営に劣らない国力を見せつけたい。
以上の事からこの戦争は長期化するとこの本は予想していた。
あまりこの件については詳しくないけど、アメリカが日本に武器を作らせたがっているというニュースを見たから、アメリカの生産量がロシアに追いついてない。という見解は無知な私には説得力があった。
明らかにアメリカ側についてる日本の国民としては怖い。
あと、ウクライナに攻め込んだロシアとイラクに攻め込んだアメリカでは、アメリカがいくら強く批判しても同じ穴のムジナだというのは、前から思っていた。
この本では、すでに冷戦は始まっており、この代理戦争がポーランド(ロシアを恨んでる)なんかも絡んでくると第三次世界大戦になりかねないと言っていて怖い。
また、ウクライナ戦争はドイツとロシアを切り離すアメリカの思惑もある。ドイツとロシアを結ぶノルドストリームを爆破したのはアメリカなのではないか?とする考えもこの本には書かれていた。
本当かは分からないけど、私はアメリカが正義の国だとは別に思っていないのであり得なくもないのかな?と思った。
この本の全てを信じるわけではない。
ただ、ニュースは画一的すぎて、なんとなく不気味な意図を感じてしまうので、一つの視点としてこの本を取り入れられて良かったと思う。
Posted by ブクログ
2000年代
ロシア :プーチン政権下 安定化した保守的な社会
ウクライナ:破綻
ロシアへの恨み バルト三国、ウクライナ、ポーランド
現在
欧州 :ジャーナリズムという信仰 抽象的な自由 嫌ロシア
アメリカ:ドイツをロシアから引き離す? 戦争への嫌悪感なし
中国 :「平和」で中心に近寄る
ウクライナ戦争で西側は「現実=リアリティー」と直面
親族システム
アングロサクソン、フランス、北欧 :核家族
ロシア、中国、アラブ他 75%の国 :父系、共同体家族
日本、ドイツ :中間的 男子長子以外が自由な個人
世界は多様化
西側 :リベラルな価値観の押し付け
ロシア :権威主義だが、他国の国家主義を容認
アメリカ一強へのロシア、中国の異議
グローバルサウスはロシアに近い
アメリカ:寡頭制の台頭 民主主義の衰退
アメリカが脱落するかが真の問題
無責任な行動の終息が 世界の平和へ