あらすじ
「その瞳を隠すなんてもったいない。君はとても綺麗だ」
虐げられつづけた令嬢が、愛を知って幸せになるまでの物語――。
“ある能力”と瞳の色のせいで家族から「魔女」と蔑まされ、牢の中で幼少期を過ごしたセーラ。
戦地での道具として売られ、売られた先でも忌み嫌われる日々に「悲しい」と思う気持ちさえも失っていた。
終戦後、自分の命がどうなるのかもわからない中で、敵対国の公爵・アルバートに出会う。
「君の身柄は我が公爵家で預かることが決定した」
また利用される…そう思っていたのに、用意されていたのは
綺麗な洋服とあたたかい部屋、そして「ここでは自由にしていい」という優しい言葉だった。
なぜこの人はこんなに良くしてくれるんだろう……。
アルバートからの優しさには、ある理由があって――?
※この作品は『PRIMO Vol.20』に収録されています。重複購入にご注意下さい。
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普通…
ヒロインが継母にイジメられている作品は多いけど…
普通、実の娘を牢屋にぶち込んで、売り飛ばす貴族の父親っているかなぁ😡
ヒロインの育った環境のインパクトが強すぎて、危うく、本筋のストーリーが頭の中に入らないところだった…(笑)
どうも、ヒーローは過去にヒロインと出会っているようだけど…
絶対にヒロインを幸せにしてあげて~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
絵が好き
好きなタッチの絵で主人公も相手の公爵様もキレイ。笑えるところの絵も好き。
ストーリーとしてはありがちだけど、公爵様昔会った事があるのかな?想いを秘めているのかなぁと思う描写あり。これから面白くなりそう。
匿名
セーラの希望の光
主人公自身にはなんの非もないのにもかかわらず、幼い頃から冷酷な扱いをされていたという過去があるのは、とても心が痛みます。そんな彼女にとしては、アルバートは敵側の人間でありつつも、自分に対して優しくしてくれるという、一種の矛盾を感じられる存在なので多少なりとも戸惑ったと思います。なぜ彼がこのような態度をとってくるのか、理由を早く知りたいと思いました。
シアワセになってほしい
幼いころから、魔女って言われて、家族からも突き放されて生きてきたなんて、せつない。
そして、公爵さまは何か過去に?
セーラ
リリヴェラ国の伯爵令嬢セーラは魔力があることから父や継母から疎まれ、牢に入れられていました。10歳のとき戦争商人に売られ、負傷兵の治癒にあたっていましたが、セルヴィス国との戦争に敗れたため、またも牢に閉じこめられてしまいました。そこにセルヴィス国公爵のアルバートがやってきて、彼女を引き取ると言いました。公爵家ではこれまでと違って、手厚くもてなされました。戸惑う彼女でしたが、アルバートは公爵家が経営する病院で力を貸して欲しいと言いました。ただ、アルバートが彼女を引き取った理由はそれだけではないようです。