【感想・ネタバレ】面白南極料理人のレビュー

あらすじ

ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。でも、選り抜きの食材と創意工夫の精神、そして何より南極氷より固い仲間同士の絆がたっぷりとあった。第38次越冬隊として8人の仲間と暮した抱腹絶倒の毎日を、詳細に、いい加減に報告する南極日記。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いかにもおじさんの文体なので、

苦手な人は苦手でしょう。

でもおじさんって言っても30〜40代くらいなんだよね…

思ったよりレシピ要素は強くなく、

日記的要素が強い。

料理以外のことがたくさん書いてあって、

それはそれで面白いけど、

もう少し料理の話を突っ込んで欲しかったな。

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2023年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったです。
著書のおおらかさ、人柄の良さにとても楽しい気分で読むことができました。

想像できないような極寒の地、南極。昼夜の概念がなく、自律神経乱れそう・・・それどころか標高は富士山よりはるかに高く少し作業するだけで酸欠状態になる・・・そんな過酷な状況で1年間過ごす、想像つきません。

著者はそんな過酷な中、隊員のお腹を満たす料理人。
こんな極限状態、毎日の楽しみってお料理ぐらいじゃないでしょうか。
著者は和食・イタリアン・フレンチ等リクエストがあればなんでも作りこなす。
隊員の心の支えになったことは間違いないと思います。

女性陣にも役に立つ“お料理“情報が載っていますので、普段全く料理しないズボラな私も適当にやればなんとかなるんだ!と学ぶことができました(笑)

そして、著者含め、隊員のみなさまのキャラの濃いこと。
何度か「ふふっ」と笑ってしまいました。
公共の場で読む場合はご注意ください。

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2021年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ウイルスさえも生存が許されない地の果て、南極ドーム基地。そこは昭和基地から1000kmかなた、標高3800m、平均気温-57℃、酸素も少なければ太陽も珍しい世界一過酷な場所である。

とにかくこんな場所に住む、ということからして想像を超えるんだけど、そこに一年間も滞在し、料理するとは!

まず設定からもう既に持って行かれ、更に軽妙な文体にまた持って行かれ、気がつけば一気読みしてしまっていた。

さすがにここまでの極地ともなると命に関わる危険とも隣り合わせ、満足にお風呂にも入れず、精神的にも肉体的にも限界ギリギリの生活のはず、なのに筆者の文体はあくまでお気楽、のほほんとした軽妙な筆運び。

この本の魅力としては色々挙げられるが、印象に残ったのは次の通り。
個性豊かな人間模様。特にドックにぐいぐい惹きつけられる。
観測隊のいろいろ。選ばれるまでの経過、それぞれの役割、研究内容など。
南極のいろいろ。寒さへの対策やそれぞれの基地、オーロラやペンギンのことなど。
生活のいろいろ。お風呂は?電話は?休暇は?自室は?などなど。
上記と一部被るけど、料理のいろいろ。南極では何が食べられるの?どんな食材が手に入るの?どれくらい食材を持っていくの?どうやって調達するの?どんなメニューを作るの?またそのレシピは?
といった具合に興味を掻き立てられるネタが尽きず、どの角度から読んでも面白かった。

しかしながら、個人的な愚痴や批判もところどころ漏れ出ていて、私はあんまり見たくなかったかな〜。
というか、その方の処遇やその方との関係性に悪影響がないかが心配になった。
そして著者本人も時効とはいえ色々カミングアウトしちゃってるのでちょっと心配。
南極観測隊の予算が減らされたり、税金の無駄遣いだと批判を浴びないことを願うばかり。

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2021年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

南極での、それも昭和基地よりも過酷なドーム基地での越冬(1年間!)の記録。一見コミカルに書かれているけど実際ものすごく過酷なことだろう。
なんで毎晩毎晩豪華なディナーなのかと最初は思っていたけど、他の娯楽がない場所では食は唯一のエンターテイメントだろうし、「解説」にもあったけど9人が円満に過ごしていくのに食事の場というのが肝になっていくんだろうな。
出張先の打ち合わせでどんなにいがみあっても一緒にディナーを囲めば雰囲気が和らいだり、喧嘩していてもお腹いっぱいになれば急にどうでもよくなってきたりってあるもんな。

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2020年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今、ドラマ面白南極料理人を見ている最中で、本を読んでみる気になりました。昭和基地から内陸に一千キロも入った高地、標高三千八百メートル。富士山より高い場所に小さなドームを設置した基地で男9人だけで1年を過ごす。気温はマイナス80度、半年の間は昼がなくなる。
精神のタフさと「いい加減さ」がないと、できるものではないと思いました。ドラマで面白おかしく描かれているエピソードの写真を見ると思った以上に男臭い。雰囲気が悪くならないように過ごす為に、ひとりひとりの誕生日、季節ごとのイベント。宴会を楽しくする為に限られた材料で工夫をして楽しく過ごせるようにガス抜きをする。
普段、思いやりとか雰囲気を察するって事に鈍感になっている私にとって良い刺激になった本でした。

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2021年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

抱腹絶倒極寒南極グルメ日記。

ウイルスさえも生存を許されない極寒のドーム基地で、料理人として生活する日々を描いた日記。極限の閉ざされた環境の中で人はどう生きるのだろう。高尚な哲学や人生論ではなく、適度に緩く、たまにシモく、欲望には忠実で、だからこそリアルな南極の日々が描かれている。

堅物の大人が読んだら眉をしかめるだろうけど、意外とこういう赤裸々な体験談が、越冬隊への夢を膨らませるのではないか。

解説で指摘されていた著者が越冬隊に選抜された理由の推測が興味深い。著者は巡視船勤務の海上保安官で「狭い男の職場」に慣れた人である。メンバーに苦言を呈したことも書かれていたが、確かに彼の言動は(私が思う)「狭い男の職場」ではルール違反だ。

ここで描かれた第38次越冬隊から20年が経過している。さすがに女性も進出しただろう。通信環境も冷凍技術も防寒対策も進化しただろう。今の越冬隊について知りたくなった。

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2021年08月20日

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