【感想・ネタバレ】桃仙人 小説 深沢七郎のレビュー

あらすじ

「深沢さんはアクマのようにすてきな人でした」。斬り捨てられる恐怖と背中合わせの、甘美でひりひりした関係を通して、稀有な作家の素顔を描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 誰かに対して心酔して師事することがあまりなく、描かれていた関係性が楽しそうで、羨ましかった。深沢七郎が魅力的だった。作品も面白そうだ。

 解説がたっぷりあって、ますます深沢七郎が気になったし、僕の表現もその影響下にあることを強く感じた。先日読んだ、尾辻克彦『肌ざわり』もモロに影響されているようだ

 また、僕も急に人に対して嫌気がさして一方的に絶交してしまうことがあった。若いころのことで、ある時反省して、自分から人を排除するようなことは絶対にしないことにした。なにしろ失礼だし、相手を傷つける。そんな苦いことを思い出した。

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2019年02月28日

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