あらすじ
才人の胸に浮かんだ見慣れないルーン文字。それは使い魔の印――ティファニアとの契約の証であった。一方その頃『オストラント』号に乗ったルイズは、才人を助けるためにエルフの最高権力機関へと向かっていた――。
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あなたはツンデレという言葉をご存知でしょうか。
ツンデレとは、普段はツンツンしている女の子が二人きりになるとデレデレする(甘えてくる)ことです。
この作品は、そのツンデレという特徴を生み出したといっても過言ではない「元祖ツンデレ作品」です。
主人公はごく平凡な男子高校生です。
突然、彼の前に魔法陣が現れ、それに触れると異世界に飛ばされてしまいます。
その異世界は魔法の世界。
魔法に縁もゆかりもない主人公は、なぜかヒロインの女の子に使い魔として召喚されてしまいます。
最初はいざこざもあったこの二人ですが、物語を通して少しずつお互いを意識し始めていきます。
ツンデレ系ラブコメの完成形といってもいいかと思います。
ご興味がある方は一度目を通してみてください。非常に萌えます。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
異端児や裏切り者等の理由で一族みな迫害されるとか、人間の行いはとても醜いものだと思う。
自分の種(人間やエルフといった大きなくくり)を大切にする考え方もあれば、村の掟など範囲が狭いものもある。
そこからはみ出すことへの抵抗感といったものは、人間の性なのだと思うのだけれど、不思議な感情だとも思う。(僕自身も外国人と一緒にいるとちょっと距離を置きたくなるし、でも多様性という言葉を理解し相手を尊重しようと考えている)
これらの理由のひとつは、人間がエルフを傷つけたという過去の行いがそれを知らない後世の人々に教えられるという記憶の埋め込み(一種の洗脳なのか、過去の経験を伝承し種を保つためのものなのかはわからないが)によるものだと思う。
時代によっても、人によっても、振る舞いは変わってくるので、各人に判断させられるようにすることが望ましいのだと思う。
ということで、こんなことを書いていると宗教っぽいなあと思い嫌悪感が出てくるし、宗教そもそもは好きではないのだが、道徳を広く普及させるには宗教って一番効率的なものだと思う。