あらすじ
「リセットを、使えません」相麻菫の死から二週間。浅井ケイと春埼美空は、七坂中学校の奉仕クラブに入部する。二人は初めての仕事を振られるが、春埼はリセットを使えずにいた。相麻の死をそれぞれに考えるケイと春埼。ケイは、相麻が死んだ山へと向かい……。(「Strapping/Goodbye is not an easy word to say」)。中学二年の夏の残骸、高校一年の春、そして夏──。壊れそうな世界をやわらかに綴る、シリーズ第4弾!
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Posted by ブクログ
初めの話では春埼がケイの喋り方を真似たあたりが面白かった。
ある日の春埼さんもニヤニヤしながら読めた。
短編のホワイトパズルも面白かった。やっぱりハッピーエンドはいいなぁ。
Posted by ブクログ
評価:☆3.5
サクラダリセット第4巻、今回は短編集。
っておい!ww相麻菫の話気になってんだから早くしてくれ!w
内容としてはそうですね。
ケイのお見舞いをどうするかで悩む春埼が可愛らしかった。
あと、今までケイと春埼のリセットで誰かを助ける(誰かを不幸にすることになったとしても)というのはエゴなんじゃないかと少し思ってたんだけど、ケイの「能力なんて関係ない。すべての人の、すべての行動が、未来を変える。リセットだけが未来に干渉すると思っているなら、そんなものは自惚れだ」という台詞にそれもそうかと妙に納得した。
人間なんて究極的にはすべて自分のために行動するものだし、エゴだと言うなら生きていることがもう既にエゴなのかもしれない。