あらすじ
※電子版は書き下ろしショートストーリー
『新妻の秘密』の特別付録つきです。
第10回ネット小説大賞受賞作品!
(まさか!このダサすぎる反応は……君、男性経験ないだろ)
見た目とギャップありすぎ男性不信令嬢×恋を知らない女たらし商人
じれ甘純愛ラブコメディ
貧乏子爵令嬢のディアンドラは、グラマラスな色っぽ美女。
「下品で、エロくて、ふしだらな女」
などと噂され、寄ってくるのは体目当てのクズ 男ばかり。
本当は情事どころか恋も知らず、領地のために
日々奮闘する堅物令嬢なのに......。
ところが商人貴族のロバートだけは、女たらしならではの嗅覚で、
彼女の真実を見抜き──!?
「君って人は......こんなに泣き虫で甘えん坊なのに、
今までよく我慢してきたね」
チャラいようで、実は内面を見ているロバートに、
ディアンドラは閉ざしていた心を少しずつ開いていく。
[登場人物]
<ディアンドラ・ベリーニ>
田舎の貧乏子爵の一人娘。実家の領地を立て直すために
勉強しつつ、王都で有能な婿を探して婚活をしているものの、
寄ってくるのは身体目当てのクズばかり!?
<ロバート・カルマン>
王都でも有数の貿易商・カルマン商会を営む男爵家の長男。
自分を「成り上がり」と蔑む貴族社会をバカにしながら
上手く利用していたが、ディアンドラに出会い、変化が──
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
女は美人でグラマラスでも人生イージーモードじゃないというディアンドラは、体目当ての男対策に徹底して警戒して、領地の為に自分も学び奔走しつつ有望な婿を探している現代にも通じるヒロイン
対するロバートは成り上がり貴族のお坊ちゃんで、5秒でオトすエロバートと言われるチャラチャラの女たらし
見た目から男遊びがお盛んと噂されるディアンドラにあわよくば自分も、と接近したロバートが素の姿を知っていくにつれディアンドラに信用されたくて大切にしようとする姿に絆されます
ラブコメだと思ってたら、2人の「タイム」制度に泣かされました
同じようにディアンドラに心を寄せていたのに、愛し方を間違えてしまったナイジェルの存在も良かったです
ずっと男たちのエロ目線の対象になり、女からも嫌われながら頑張ってるヒロインのこの作品がTLじゃなく、安心して愛し愛されるラストなのも読後感が最高でした
遊び人が本気出したらひとたまりもないですね。笑
ひたすら全肯定で愛してくれてるのかと思いきや、ちゃっかり自分の希望も織り交ぜてる手腕はさすがでした!
⭐の通り
イヤー。面白かった。評価高いな~?と疑ってごめんなさい! ヒロインがヒーローに少しずつ傾いて行く様子、ヒーローがヒロインへの恋心を自覚する葛藤、それからのヒーローの努力と成長、それらが細やかに分かりやすく表現されてその上無駄な文章無し!次々読めます。
ところでアドニス侯爵令息の女の好みってポワーっとしたの?じゃあヒロインやキャロラインじゃダメね、ヒロインとなんか同性の友達だもんね。
当て馬ナイジェルのスピンオフ、良かった!ヒロインに本気で恋してタイミングとアプローチが悪かったために砕け散ったナイジェル、SS で幸せになってオバチャンうれしい✨
脇役も魅力的
微笑ましい感じで読み進めて後半、まさかの悪役?ナイジェルに全て持っていかれた。ヒーローも悪くなかったけどナイジェルとヒロインの組み合わせで読んでみたくなった。最後にがっつりナイジェルが幸せになるストーリーがあって大変満足。
見た目で損するお嬢様
見た目はお色気たっぷりで、女性からは疎ましがられ、男性からは欲望の目で見られるお嬢様が、本当は真面目で生娘という設定。いろんな男性と婚約するも、自分の探す条件の人がおらず、最後に出会ったのがまさにプレイボーイで名を馳せた貴族。分かりやすい設定で最後まで面白く読みました。
ヒロインの領地愛が健気
貴族社会の色々な思惑の中で必死に領地を立て直そうと奮闘するヒロインがホントに健気。
その本当の姿を知って惹かれていくヒーローの心の変化も納得できる。後味の良い作品だった。
素敵なヒーロー
ヒーローが最初はちょっとゲスっぽかったけど、物語が進むに連れて紳士的になり、人間的に成長するところがとてもよかったです。あと、悪役っぽい人たちが実は結構いい人が多くて読み終わったあと心がほっこりしました。
中古
面白かった!
一つ気になったのは、使われている言葉かな。
イージーモードとか。
映画でも、設定は昔だけど、敢えて台詞は現代の言葉、とかありますよね。
うまく馴染んで成功しているものもあれば、違和感満載の時もあり。
本作では、満載、とは言いませんが、設定と言葉に、ちょっと違和感があったかな。
時代設定に合った文章&台詞回しで読んでみたかったような。
作者の他の作品の裏話的
[婚約破棄23回・・・]を先に読まないとわからない展開。電子書籍特典部分を含め、救われない人が少ないので、あまり後味は悪くなく読める。