あらすじ
警視庁公安部の二人の捜査員が品川埠頭で射殺された。それが事件の発端だった。十支族の末裔、芳賀一族抹殺を狙う新人類委員会は謎の男、コワルスキーを送り込む。特殊防諜班、真田は恵理たちを守って反撃する。闇の文書「プロトコル」とは何を意味するのか。『新人類戦線「ユダヤ・プロトコルの標的」』改題。
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目。回を重ねるごとに眞田、ザミル、芳賀一族の絡みが面白くなってきた。前作同様、一気読み。ロシアのエージェントに心を奪われてしまった恵理。やきもち?やく眞田がらしくなくてちょっといい感じ。カールを抹殺し一段落したがまだまだ闘いは続く。それにしても緊急措置命令が発令中の眞田は鬼に金棒、なんでもやっちゃう。桁はずれなところがまた良し。山の民の力が目覚め始める!
Posted by ブクログ
今回は真田さんもザミルさんも危ないです。かなり苦戦を強いられた
コワルスキーはあたまがよくて心も読めるやつ!
恵理さんも危うくあやつられるところだった。
まだ、カール・シュトルムは生きている気がする〜(ノ*0*)ノ 次作が楽しみです。
Posted by ブクログ
またもや取り逃がしたか、と思ったその刹那、グレネードランチャーでようやくシュトルムを仕留めることに成功の本作。相手の罠にはまったとはいえ、恵理に恋心が芽生えてしまうという、恵理ファンがやきもきする展開に。
真田の出生の秘密(かもしれない?)も少しづつ明らかになり、芳賀一族とのつながりがあったかもしれない、という運命的な内容は次作への期待を膨らませてくれます。解説にもあるとおり、次巻ではもっとすごい相手が登場するとあるので、必読ですね。
そして、ラストの恵理の「えーい。隙あり」の真田とのやりとり、いいですね。ニンマリしてしまいます。今野氏の描く女性キャラはこんな感じで非常に魅力的に見えますし、実写版を見たくなります。誰かが演じるのではなく、小説の内容そのものが実写されればいいのに、と毎回思ってしまいます。