【感想・ネタバレ】ソーシャルメディア革命 「ソーシャル」の波が「マス」を呑み込む日のレビュー

あらすじ

ソーシャルメディアとは、マスメディアの対極に位置する、ボトムアップの情報展開のことをさします。
その代表例としては、ツイッター、フェイスブック、YouTube、ブログ、ウィキペディアなどがあり、「草の根メディア」と呼ばれることもあります。

ソーシャルメディア先進国のアメリカでは、ソーシャルの波がいま、インターネットを通じて既存のマスメディアを呑み込む勢いだといわれています。
ではこの、マスメディアをも凌駕するような影響力を持とうとしているソーシャルメディアとはいったい、何なのでしょうか?

これまでのオンライン・マーケティング手法やインターネット広告、そして、そもそも既存のマスメディアとは、何がどう違うのでしょうか?
そして、もっと重要なことは、それはどこに向かっており、どういう形で日本にも浸透していくと予想されるのでしょうか?

本書は、ソーシャルメディアの今について、北米在住、気鋭のソーシャルメディア・ブロガーが目のあたりにした現実をレポートするものです。
ツイッター、フェイスブック、ブログを使っている方はもちろん、企業などでマーケティングにかかわっている方は、日本のマーケティングの今後を占ううえで、必読の1冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前半は、既存メディアがTwitterやFacebookといったソーシャルメディアに侵食されている様をアメリカの事例をもとに紹介、
後半は、それらソーシャルメディアに対し日本がかかえている課題や可能性について著者の見解が書かれている。
著者の見解もインターネットメディア上からの見解だけではなく、

会学的なアプローチから日本の島国気質とソーシャルメディアの関係を言及しているところがあり大変興味深かった。

・この手の本にありがちなソーシャルメディア万歳といった偏った書き方はしていない。
・専門的な用語はあまり使われていない。
・具体的な事例をもとに書かれている。

といったところから初心者には良い本だと思うが、その反面ある程度ソーシャルメディアの知識を有していて深く理解したい人にはもの足りない内容かもしれない。
ソーシャルメディアについて理解を深めたい初心者にはおすすめの本である。

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2011年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ソーシャルネットワークが広がるにつれ、「個」の力で情報を提供していき、パーソナルブランドを高めていく必要がある。また、インターネット環境であるため、日本だけにとどまらず世界に情報を発信していく必要があるため、国際感覚と起業家思考を養うべきである。そのためにもまずは情報を発信していき告知対象の世間一般の意識を変え、マスを変えていくことが重要となると筆者は述べている。個の力の向上のためにブランドを高めていこうと感じた。

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2011年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

twitterやfacebookが既存のメディアといかに違うのか。
ソーシャルメディアとは何か。

1.mixiやグリーはどこに位置づけられるか。
→日本独自?の感覚
人権/個性の尊重の感覚が他国と比較して低い
人権/個性が尊重されているからこそ、実名で活動できる面もある。

2.twitter,blogでインフルエンサーになるためには?
→自らのアカウントの方向性を決める
   最新ニュースなどの配信?創作を押し出したもの?
    前者ならなにか一つ秀でたジャンルを開拓する
    後者なら、個性の設定をきちんともつ


インフルエンサーになるには、
自分のブランドをもつことが大切。
日本の企業は対日本人を意識してしまったために、
グローバルに受ける企画/商品を作ることができなくなっている。
この二点が印象深かった。

全体的にはかいつまんで少しずつという感じ。
この本で興味を持った箇所は、
他の本で追ってみようと思う。

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2011年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

えーこの本、電子書籍で購入しましたというか、キャンペーン中で無料でDLさせて頂きました。…凄いですね、太っ腹ですねありがとうございます。…。DLできて、運がよかったです。

丁度、フェイスブックに入るか入らないか。と迷って、入らなかった後でこれを読みまして、タイムリーでした。(笑)…やはり入るべきですかね。(苦笑)仮に入るとすれば、英語でするのが良い感じでしょうか。

率直な話、読んだ方がいい。という本になると思います。更にタイミング的なことを言えば、早く読んだ方が価値があるかなと。鮮度が大切です。

でも、革命は、必ずしも下克上ではないような気もする。

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2012年05月26日

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