あらすじ
ブレない人、正しい人と言われたい、他人に認められたい……集団の中で、人は常に承認欲求と無縁ではいられない。ともすれば無意識の情動に流され、あいまいで不安な状態を嫌う脳の仕組みは、深淵にして実にやっかいなのだ――自身の人生と脳科学の知見を通して、現代社会の病理と私たち人間の脳に備わる深い闇を鮮やかに解き明かす。五年にわたる思索のエッセンスを一冊に凝縮した、衝撃の人間論!
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Posted by ブクログ
・こう変わってくれたらいいのに、ともしも誰かに対して思ったとしたら、その時点でもうその人のことを強要してはいないのだ。変わったあとのその人はもう、今見ているその人ではない
・内側前頭前皮質では、倫理的に正しい行動を取れば、活性化され、快楽が得られる仕組みになっている。この良心の領域では、自分だけでなく、他人に対する正しさまで求める。正義の鉄槌を寄って集って、奮いたがる。
・規範意識が高いところほど、いじめが発生しやすい。
・未来を考える力がある人の方が裕福になる確率が高い。一方で未来のネガティブな予測にも苦痛感じなければならい。苦痛になるくらいなら、と思う人が多いようだ。現に人類のうち、土地を蓄積していない人が大半なのだから