【感想・ネタバレ】妖怪アパートの幽雅な日常2のレビュー

あらすじ

半年間の寮生活を経て、寿荘に舞い戻ってきた夕士。妖怪、人間入り乱れての日々がふたたび始まった。ある日手にした「魔道書」の封印を解き、妖魔たちを呼び出してしまった夕士は、除霊師の卵・秋音に素質を見込まれ、霊力アップの過酷な修行をするはめに……。大ブレイクの好評シリーズ、怒濤の第2弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
半年間の寮生活を経て、寿荘に舞い戻ってきた夕士。妖怪、人間入り乱れての日々がふたたび始まった。ある日手にした「魔道書」の封印を解き、妖魔たちを呼び出してしまった夕士は、除霊師の卵・秋音に素質を見込まれ、霊力アップの過酷な修行をするはめに……。大ブレイクの好評シリーズ、怒濤の第2弾!

【感想】

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2017年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一度妖怪アパートを出て高校の寮に入った夕士だけど、上っ面だけの人間関係よりも、もっと深く自分や世の中のことを考えたくて、再び妖怪アパートに戻ってきた。
…はずなんだけど、春休みということもあり、るり子さんの作るおいしいご飯を食べ、詩人や画家とくだらない話をして過ごし、クリやシロと遊んでいるだけではないか?

と思ったら、このアパートに一年半ぶりに帰ってきた、ということは夕士とは初対面の古本屋が、夕士の運命を狂わせる。
古本屋が仕入れてきた魔導書が本物で、勝手に夕士を主(あるじ)として認めてしまったからさあ大変。
二十二匹の妖魔(精霊)の主となっても、使いこなす力がない。
妖魔を使うと体力が相当失われてしまうので、春休みは秋音の指導の下、霊力及び体力アップのための修業をするはめに。

妖魔の力もまだまだポンコツで、「日本で使える現金を出してくれ~!」と願ったところで、ぽとんと落ちてくるのは500円玉一枚。
地獄の人喰い狼・ケルベロスはまだ仔犬で、育つまでにはあと200年を要する。
千里を一瞬で駆け抜ける神の戦馬・ヒポグリフは、一瞬で目の前を走り抜けるだけ。乗せてくれない。
夕士の霊力がアップしなければ、妖魔の霊力もアップしないのだ。

そんな中、夕士のたった一人の親友長谷が妖怪アパートに遊びに来る。
ドン引きされたらどうしようと心配する夕士を尻目に、すんなりアパートに溶け込む長谷。
だけど、リアリストの長谷が、「現実がこんなにとんでもないなら、俺だってもっと夢を見てもいいよな」って夕士に言うことで、ふたりの仲は一層強まる。

さて、夕士の修行が今後ストーリーにどう絡んでくるのか。
物語のゴールはクリの成仏だと思うんだけどなあ。

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2021年04月29日

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ネタバレ

2018/3 17冊目(通算48冊目)。高校2年生になり、妖怪アパートに戻った夕士。ひょんなことから魔導書を手に入れ、魔導書を使いこなすための修行を始める。途中夕士の親友長谷を巻き込み、ちょっとした騒動になるが、長谷は夕士の身の回りに起こった不思議な出来事を受け入れ、自分の悩みも話す等友情を深め合うという話の流れ。2巻目でやっと霊的な話が出てきて、「何故1巻目から出さない?」という不満もあるが、長谷君との友情を深めるところでほろりとさせられるところも有り、読後感は悪くない。続きも読んでいきたいと思う。

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2018年03月26日

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ネタバレ

2016/4/20
ちょっとパワーダウン。
中学生の少年ってこんなベタベタしてるの??
長谷のキャラクターが受け入れられない。なんか恥ずかしいよー
だって中学生よ。帝王学って言われても…
手だけのるり子さんにハンドクリームをプレゼントしたのだけは「それだ!」と思ったけど。

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2016年04月24日

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ネタバレ

3巻目へのプロローグ的な位置なのかしら。アパートへ戻ってきてからの日々。

長谷くんに理解されて、長谷くんとさらに深いつながりが出来て良かったわあ。

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2014年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再び妖怪アパートに戻った夕士が高校2年生を迎える春休みの出来事。
夕士が魔道書の主になるべく、秋音ちゃんの指導のもと、修行を始める。
今回は夕士の親友の長谷の登場シーンが多く、彼の人心把握術や腹黒ぶりが大発揮される。(でも、いい奴です!)
シリーズ1作目とはちょっと趣が違った感じです。より、エンターテインメント感が増えた感じがしました。

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2017年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻では主人公と読者が同じ目線で驚いたりわくわくできたのに、主人公が他の住人同様、特殊能力?を身に付けてしまったのが残念!
その能力も、魔道書に精霊の名前を叫ぶ!だとか洋物ファンタジー風味になってしまって「妖怪アパート」というタイトルから離れた気がする。
あと、アパートの賄いの描写が毎回メニューと内容の羅列のみで描写のレパートリーが乏しくて寂しい。男子高校生達が、ご飯の様子を形容するときに「上品」を連発したり、親友の男の子と抱き合ったり、「愛しい」と言われて手を繋いだりするのもなんだかなあ。

何も知らない親友が、アパートを受け入れてくれるかどうかの葛藤は面白かったけど、1巻がすごく良かっただけに落差にちょっとしょんぼり…。

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2015年04月20日

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