【感想・ネタバレ】時代小説アンソロジー てしごとのレビュー

あらすじ

働く女性たちはいつの時代も美しい。
人気作家六人による時代小説競演

己の腕と業で生きる道を切り開く
おんな職人たちの凛とした姿を活写

豊富な知識と聡明さで人々の悩みをときほぐす薬師・真葛(まくず)。
亡き母の仕込みを継ぐ色酢の麹造り職人・沙奈。
木肌の魅力に惹かれ根付職人に弟子入りするおりん。
妹の亥(いの)とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗(ふき)。
その身に霊を降ろす「口寄せ」を使う市子。
身体のみならず心の凝りもときほぐす揉み屋・絹。

時代小説の名手六人が女性職人の凛々しさを
巧みな筆致で活写した傑作時代小説アンソロジー。

【収録作】
春雀二羽 澤田瞳子
藍の襷 志川節子
掌中ノ天 奥山景布子
姉妹茶屋 西條奈加
浮かれの蝶 小松エメル
おもみいたします あさのあつこ

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 このアンソロジーに出てくる女性は皆、己の仕事に誇りをもつ人ばかり。

 女のくせに、女だからという心無い言葉に打ち据えられても、負けずに自分の生きる道を開いていく姿が魅力的です。

 とくにあさのあつこさんの『おもみいたします』が好きですね。私もそろそろ整体か、リンパマッサージに行きたい。
身体ボロボロです(´;ω;`)ウゥゥ

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2022年11月19日

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