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Posted by ブクログ
アキコさんが悲しいままで終わってたまるものか。
という憤りであっという間に読み終わった、シリーズ2作目。
普段いかにネタバレをせず感想を書くかを信条としている私ですが、今回ばかりはネタバレを含みます。
愛猫たろちゃんを失ったアキコさんのその後。
アキコさんがひたすら悲しみに包まれてる一冊なので、読む人によってはもどかしかったり、その悲しみをしつこく感じる人もいるかもしれない。
でももし自分もアキコさんと同じように、まだ若い飼い猫の異変を様子見したことで失ってしまったら、と考えると、アキコさんには「もっとゆっくり悲しんでいていいんだよ」と声をかけてあげたくなった。
猫が急に亡くなってしまうのは、こういう言いかたはしたくはないけど、珍しいことじゃない。そして原因だってわからないことがほとんど。
それでもアキコさんが自分を責めずにいられない気持ちや、何かにつけてたろちゃんを思い出してしまう気持ちが痛いほどわかる。
けれども悲しみばかりではなく、最後には新しい出会いを得てくれたので、とてもほっとした。そうだよこの場面が見たかったんだ!
猫に深い愛情をささげられるアキコさんが、もう猫と暮らさないなんて選択肢を選んでほしくなかった。
というのは私の都合であって、アキコさんが猫と暮らさない心情も痛いほどわかったのだけども、ご縁があってよかった。
にぎやかな兄弟猫を抱えることになったアキコさんのその後はいかに。
シリーズ3作目をわくわくしながら読むことにします。
あと喫茶店のママめちゃくちゃ好き(笑)ほんと登場人物がみんな素敵だな~
Posted by ブクログ
手探りで始めたお店も固定客が訪れるようになり安定したかに見えたが、日によってはまったくお客さんが来なかったりと心揺れ不安になりながらも、前の喫茶店のママやしまちゃんに助けられながら何とか日々経営していくアキコ。愛猫たろちゃんの突然の死には私も呆然としてしまい、アキコの気持ちを思うといたたまれなかったが、ひょんなことからたろちゃん似の二匹の兄弟猫をお世話することになり、アキコが少し元気を取り戻してくれホッとした。こんな居心地良くて美味しいスープとサンドイッチのお店が近くにあったらいいな。
Posted by ブクログ
2021年39冊目。
突然のたろちゃんとの別れに涙が止まらない日々を過ごしていたアキコ。こんな思いをするなんてとてもじゃないけど生き物は飼えないなぁ…と思いながら読んでいると…
ラストに『福も来た』のタイトル通りにほっこりあたたかい気持ちになった1冊。
Posted by ブクログ
前作で愛猫を亡くした悲しみからはまだまだ逃れられていないが、従業員のしまちゃんに助けれられながら、それまでどおり仕事をこなしていく。そうしてお店も落ち着いてきたところで、店の在り方について、また迷いが出てくる。試行錯誤しながら、周囲の人達との関わりの中で、ようやくこれでいいんだと思えてくる。そんな中、縁あって新たな猫たちがやってくる。続編の展開が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
今作も面白く、癒されました!
前作よりも食べ物の描写が上がっていて、どれも美味しそうでたまらなくなりました…!
そして、2匹の新たな猫ちゃんたちもやってきて、次作を読むのが楽しみです!